先史時代の日本列島における地球磁場の分布
先史時代の日本列島における地球磁場の分布
批准号:
06740354
负责人:
藤井 純子
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
Nakajima(1988)が予察的研究で実施した約2.5万年前の姶良Tnテフラ(AT)の試料採取及びその残留磁化測定を重点的に行い,全国17府県の52地点で採取した姶良Tnテフラ試料の測定が終了した。現在,「第四紀研究」への投稿準備中である。第1近似として,全測定結果の平均値から求めたVGP(仮想磁極)を当時の磁極の位置として作成した磁気図からは,約2.5万年前の日本列島における地磁気偏角は全体として東偏(東北で10°E,九州で8°E)している。この第1近似で求めた磁気図と,各地点での測定結果を比較すると,岡山県のデータが数度西偏しているのが目立つ。また,富山県では伏角が数度深くなっている。これらのずれは,非双極子成分による局地異常を示している可能性が高い。このような研究結果から,広域テフラで磁気図を作成することにより,地磁気永年変化を考える上で重要な要素となる局地異常について議論できることが明らかになった。約5万年前の大山倉吉テフラ(DKP)については,福井県,石川県,鳥取県,福島県の10地点についての試料採取・測定が終わっているが,まだ磁気図を作成できる段階ではない。DKPの残留磁化は,噴出源に近い鳥取県では不安定であったが,噴出源から離れた福井県以遠で安定な残留磁化が得られた。ATとは異なり西偏していて,現在の地球磁場とほぼ同じ方向になった。DKPは一般に変質が進んでいるため,この安定な磁化方向も化学残留磁化などの二次磁化である可能性があり,今後岩石磁気学的な検討を進める予定である。ATとDKPの全ての試料について帯磁率を測定した。その結果,噴出源に近いほど帯磁率が大きくなるという興味あるデータが得られた。
英文摘要
Nakajima(1988)が予察的研究で実施した約2.5万年前の姶良Tnテフラ(AT)の試料採取及びその残留磁化測定を重点的に行い,全国17府県の52地点で採取した姶良Tnテフラ試料の測定が終了した。現在,「第四紀研究」への投稿準備中である。第1近似として,全測定結果の平均値から求めたVGP(仮想磁極)を当時の磁極の位置として作成した磁気図からは,約2.5万年前の日本列島における地磁気偏角は全体として東偏(東北で10°E,九州で8°E)している。この第1近似で求めた磁気図と,各地点での測定結果を比較すると,岡山県のデータが数度西偏しているのが目立つ。また,富山県では伏角が数度深くなっている。これらのずれは,非双極子成分による局地異常を示している可能性が高い。このような研究結果から,広域テフラで磁気図を作成することにより,地磁気永年変化を考える上で重要な要素となる局地異常について議論できることが明らかになった。約5万年前の大山倉吉テフラ(DKP)については,福井県,石川県,鳥取県,福島県の10地点についての試料採取・測定が終わっているが,まだ磁気図を作成できる段階ではない。DKPの残留磁化は,噴出源に近い鳥取県では不安定であったが,噴出源から離れた福井県以遠で安定な残留磁化が得られた。ATとは異なり西偏していて,現在の地球磁場とほぼ同じ方向になった。DKPは一般に変質が進んでいるため,この安定な磁化方向も化学残留磁化などの二次磁化である可能性があり,今後岩石磁気学的な検討を進める予定である。ATとDKPの全ての試料について帯磁率を測定した。その結果,噴出源に近いほど帯磁率が大きくなるという興味あるデータが得られた。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
藤井純子・長谷川恵理・中島正志: "広域テフラの帯磁率測定" 若越の地学. 18. 1-3 (1995)
Junko Fujii、Eri Hasekawa 和 Masashi Nakajima:“广域火山灰磁化率的测量”Wakaetsu no Geogaku。18. 1-3 (1995)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
中島正志・藤井純子: "姶良火山灰の残留磁化" 第94回地球電磁気・地球惑星圏学会講演会講演予稿集. C12-08 (1993)
Masashi Nakajima 和 Junko Fujii:“Aira 火山灰的残余磁化”第 94 届地球电磁学和地球、行星和球体学会会议记录 C12-08(1993 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
中尾宣民・斎藤 毅・山本博文・中島正志・藤井純子・田中正明・松岡敬二: "愛知県豊川市で発見された姶良Tn火山灰" 豊橋市自然史博物館研究報告. (印刷中). (1995)
Noritami Nakao、Tsuyoshi Saito、Hirofumi Yamamoto、Masashi Nakajima、Junko Fujii、Masaaki Tanaka、Keiji Matsuoka:“在爱知县丰川市发现的Aira Tn火山灰”丰桥市自然历史博物馆研究报告(1995年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
河床礫の円磨度・真円度の変化と教材化
-
批准号:23K02760
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:2023
-
负责人:藤井 純子
-
依托单位: