MRI用造影剤とOHラジカルスカベンジャーの姉妹染色分体交換による相互作用の検討
MRI用造影剤とOHラジカルスカベンジャーの姉妹染色分体交換による相互作用の検討
批准号:
06770698
负责人:
山崎 悦夫
金额:
$0.38万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
姉妹染色文体交換(SCE)を用いて、MRI用造影剤(Gd-DTPA,Gd-DTPA-BMA)が染色体に影響を与えることを見いだした。その機序としてMRI用造影剤からのfree radicalの発生が考えられる。この仮説の検証のため以下の実験を行い、次の結果を得た。健康成人3名から末梢血リンパ球を採取し、MRI用造影剤(Gd-DTPA)だけ添加したものと、さらにOH radical scavenger(DMSO)も添加し培養した検体を作製した。検体はEPG法で染色し、姉妹染色分体交換(SCE)の頻度を観察した。結果はstudent's t-testで検討した。加えるDMSOの適当な濃度の決定のためにDMSOを培養する血液に対して、control,10^<-4>mM,10^<-3>mM,10^<-2>mMを加えて培養した。controlに対して10^<-3>mM、10^<-2>mMでは統計的有意差がでた。したがってGd-DTPAと同時に加えるDMSOの濃度は10^<-3>mM、10^<-2>mMとした。加えたGd-DTPAの濃度は1.25mM,12.2mM,100mMとし、各々の濃度でDMSOの有無でSCE頻度を比べて見た。なお、実際の臨床の使用量は1.25mMとなる。Gd-DTPAは高濃度になるほどSCEの頻度を上げており、統計的有意差も見られ、DMSOと同時に培養したものではいずれも、SCE頻度は低下し、有意差も認められた。Gd-DTPAにより惹起されたSCE頻度の上昇がOH radical scavengerであるDMSOにより抑制されることから、Gd-DTPAのSCEへの影響の少なくとも一部はOH radicalによるのではないかとの推測が支持されたものと考えられる。
英文摘要
姉妹染色文体交換(SCE)を用いて、MRI用造影剤(Gd-DTPA,Gd-DTPA-BMA)が染色体に影響を与えることを見いだした。その機序としてMRI用造影剤からのfree radicalの発生が考えられる。この仮説の検証のため以下の実験を行い、次の結果を得た。健康成人3名から末梢血リンパ球を採取し、MRI用造影剤(Gd-DTPA)だけ添加したものと、さらにOH radical scavenger(DMSO)も添加し培養した検体を作製した。検体はEPG法で染色し、姉妹染色分体交換(SCE)の頻度を観察した。結果はstudent's t-testで検討した。加えるDMSOの適当な濃度の決定のためにDMSOを培養する血液に対して、control,10^<-4>mM,10^<-3>mM,10^<-2>mMを加えて培養した。controlに対して10^<-3>mM、10^<-2>mMでは統計的有意差がでた。したがってGd-DTPAと同時に加えるDMSOの濃度は10^<-3>mM、10^<-2>mMとした。加えたGd-DTPAの濃度は1.25mM,12.2mM,100mMとし、各々の濃度でDMSOの有無でSCE頻度を比べて見た。なお、実際の臨床の使用量は1.25mMとなる。Gd-DTPAは高濃度になるほどSCEの頻度を上げており、統計的有意差も見られ、DMSOと同時に培養したものではいずれも、SCE頻度は低下し、有意差も認められた。Gd-DTPAにより惹起されたSCE頻度の上昇がOH radical scavengerであるDMSOにより抑制されることから、Gd-DTPAのSCEへの影響の少なくとも一部はOH radicalによるのではないかとの推測が支持されたものと考えられる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
MRI用造影剤の姉妹染色分体交換を用いたDNAへの作用機序の解明
-
批准号:05770666
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1993
-
负责人:山崎 悦夫
-
依托单位:
海外基金