日本古代・中世における朝廷儀式とその政治的意味に関する基礎的研究

古代和中世纪日本宫廷仪式及其政治意义的基础研究

• 批准号: 07610350
• 负责人: 美川 圭
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: Setsunan University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 1997
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07610350/
• 关键词: 院政; 摂関政治; 東北支配; 平安王朝; コンピュータ; データベース; 画像処理; 儀式; 朝廷; 公卿会議; 国家大事; 日本古代朝廷; 日本中世朝廷; 資料画像ファイル

本年度は、昨年度までの研究成果、および蓄積した資料にもとづいて、保立道久著『平安王朝』(岩波書店、1996年)の問題点を指摘、それを批判するという方法をとった。保立著書は、一般向けの啓豪書の体裁を有し、かなり話題となった著作であるが、本研究の成果によって、細部にいたるまで批判が可能となる。あえて、このような啓蒙書を検討の対象とすることは、現在の専門的な学問研究が、それのみによって成り立つのではなく、一般社会との接点をもとめていく、一般読者層との関係を強化していくという点で、おおきな意義を有するものと考えるからである。主要な成果は次の通りである。1、摂関政治の位置づけについて、そのミウチ政治の理解が根本的に問題であることが、明らかとなった。2、朝廷の東北支配の問題についても、清和源氏の位置づけなどの点で、疑問点が多い。この点については、東北地方の多賀城や胆沢城、あるいは頼朝の奥州出兵関係遺跡などの、現地調査も行って検証した。3、院政の成立をめぐっても、摂関家との関係が無視できないことは、明瞭に論証可能であるが、その点についても、問題点が多い。本研究においては、古代から中世における朝廷儀式の連続性と、その変遷を検討したが、その点でも「平安王朝」という形で、平安遷都と鎌倉幕府成立を画期とする王朝政治研究は、根本的な再検討をせまられることが、明確になったと考える。朝廷研究においては、律令制成立期から鎌倉末期までの一定の連続性を前提としなければならないことが、明らかとなった。

今年，根据去年的研究结果和积累的材料，我们指出了Hotatsu Michihisa Heian朝代的问题（Iwanami Shoten，1996年），并批评了它们。 Hotatsu的书是一本书，它是一个非常热门的话题，出现在公众中，但这项研究的结果使我们能够批评每个细节。我们认为这种教育书籍的原因是考虑到当前的专业学术研究的重要意义，因为它并不仅仅通过它构成它，而是因为它试图加强与普通观众及其受众及其受众的关系。主要结果如下：1。揭示了对Miuchi政治的理解是摄政政治地位的基本问题。 2。关于帝国法院对Tohoku的控制问题的问题，例如Seiwa Genji的立场。这一点还在Tohoku地区的Taga Castle和Izawa城堡的现场进行了调查，以及与Yoritomo的Oshu军事探险有关的废墟。 3。很明显，与塞克坎家族的关系在建立Insho时代不能被忽视，但在这方面也存在许多问题。在这项研究中，我们研究了从远古时代到中世纪及其变化的帝国仪式的连续性，并且在这方面，我们认为已经很明显，朝代政治研究已经突破了Heian首都的搬迁和kamakura shogunate的建立，需要进行基本的重新检查。在帝国法院的研究中，很明显，必须从建立里图里奥制度到和武村结束时承担某种连续性。

项目成果

美川 圭: "院政の研究" 臨川書店, 315 (1996)

三川圭：《仁政研究》临泉书店，315（1996）