低湿地性稀少植物の発芽特性からみた繁殖様式の解析と保全生物学への応用

基于发芽特性的稀有低地植物繁殖模式分析及其在保护生物学中的应用

• 批准号: 07780484
• 负责人: 藤井 伸二
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Osaka Museum of Natural History
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07780484/
• 关键词: 低湿地性稀少植物; 生長様式; 光環境; 発芽特性; 保全

野外調査については,調査対象の低湿地性稀少植物としてドクゼリ,ノウルシ,サデクサ,コバノカモメヅル,オニナルコスゲ,ヒメナミキ,ヌマゼリ,タコノアシの計8種を選び,これらの植物について琵琶湖の安曇川町松ノ木内湖,新旭町安曇川デルタ,近江八幡市西の湖の3地域に調査区を設け,各植物種の生長様式,環境および群落の季節変化を計測した.室内実験については,低温恒温器を用い,上記の植物について種子発芽実験を行なった.その結果,低湿地性稀少植物は環境の微妙な変化に対応して生育していること,またその環境は季節的に大きく変動すること,そして各植物種の生長様式はその変動にうまく対応したものであることが明らかとなった.とくに,低湿地において最も優先するヨシとの共存的な生活様式の生存と,ヨシと非共存的なパイオニア植物としての生活様式の存在が明らかとなった.また,群落のなかでは時間的・空間的に光環境が大きく変化することが判明するとともに,季節的な光環境の変化に応じて植物体が季節消長を行なうタイプと,植物体の空間的再配置を行なうことで光環境の変化に対応するタイプの二つの存在が明らかになった.これらの事実から,群落構造の変化に応じて各植物種が生態的な地位を変化させることが低湿地環境の特徴であることが結論づけられた.さらに,同一の植生は群落遷移によって比較的短い期間しか継続されないこと,植生の維持には不定期の増水による攪乱が大きな意味を持つことが示唆された.一方,発芽実験については現在も継続中であるが,既に得た結果からは各植物種独特の発芽特性が見られるものの,それらは概ね攪乱環境に適応したパイオニア的性格であることが判明した.低湿地性稀少植物に関する保全対策の指針を得るために,これらの特性と環境変動の総合的な解析を現在行なっている。

The survey field investigation に つ い て は polices like の low wetlands rare plants と し て ド ク ゼ リ, ノ ウ ル シ, サ デ ク サ, コ バ ノ カ モ メ ヅ ル, オ ニ ナ ル コ ス ゲ, ヒ メ ナ ミ キ, ヌ マ ゼ リ, タ コ ノ ア シ の 8 species を び, こ れ ら の plant に つ い て pipa lake の Ann haze sichuan town ノ wood lake, new xu town Ann haze sichuan デ ル タ, jiang yawata near In the に investigation area を of the third region of the west <s:1> lake of the city, け was set up, and the <s:1> growth patterns of each plant species, environmental および community <s:1> seasonal changes を were measured, with <s:1> た. Indoor be 験 に つ い て は, cryostat を い, written の plant に つ い 発 て seeds sprout be 験 を line な っ た. そ の as a result, few low wetland plants の subtle な は environment - the に 応 seaborne し て fertility し て い る こ と, ま た そ の environment は season に big き く - move す る こ と, そ し て each others plants の growth type は そ の - move に う ま く 応 polices し た も の で あ る こ と が Ming ら か と な っ た. と く に, carse に お い て も most preferred す る ヨ シ と の と coexistence of others type の な life survival, ヨ シ と of coexistence な パ イ オ ニ ア plant と し て の others in life, there exist が の Ming ら か と な っ た. ま た, community の な か で は time, space に light environment が big き く variations change す る こ と が convicted Ming す る と と も に, seasonal な light environment の variations change に 応 じ て plant が seasons ebb and flow line を な う タ イ プ と, plant relocation の space line を な う こ と で light environment の variations change に 応 seaborne す る タ イ プ の two つ の is が Ming ら か に な っ た. こ れ ら の things be か ら, community structure の variations change に 応 じ て を な status of each plant species が ecological さ variations せ る こ と が low wetland environment の 徴 で あ る こ と が conclusion づ け ら れ た. さ ら に, same の vegetative は community migration に よ っ て comparison during short い し か 継 続 さ れ な い こ と, vegetative の maintain に は irregularly の raised water に よ る big fuss が き な mean を hold つ こ と が in stopping さ れ た. , 発 bud be 験 に つ い て は now も 継 続 in で あ る が, both have his に た か ら は each unique plants の 発 bud features が see ら れ る も の の, そ れ ら は almost ね disturb environment に optimum 応 し た パ イ オ ニ ア character で あ る こ と が.at し た. Low wetlands rare plants に masato す る security policy を の Pointers to る seaborne た め に, こ れ ら の と environment - dynamic properties の 総 な of parsing を line now な っ て い る.

项目成果

藤井伸二: "徳島県吉野川におけるイセウキヤガラの記録と生態ノート" 水草研究会会報. 57(印刷中). (1996)

藤井慎二：“德岛县吉野川伊势木亚木的记录和生态学笔记”水生植物研究会公报 57（出版中）。

藤井伸二: "〔短報〕滋賀県におけるヤガミスゲの記録" 植物分類,地理. 46. 211- (1995)

Shinji Fujii：“[短报告]滋贺县日本莎草的记录”植物分类，地理46。211-（1995）

藤井伸二: "ヨシ原とヨシ刈" Nature Study. 41. 130-131 (1995)

Shinji Fujii：“芦苇床和芦苇割草”自然研究。 41. 130-131 (1995)。