好中球のアポトーシスが口腔内生体防御機構に及ぼす影響について

中性粒细胞凋亡对口腔生物防御机制的影响

• 批准号: 08672209
• 负责人: 沼部 幸博
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: The Nippon Dental University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 1997
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08672209/
• 关键词: アポトーシス; 好中球; 生体防御機構; 口腔; フローサイトメーター; TNF-α; Fas; Lewis Y; 唾液; フローサイトメトリー

末梢血中の好中球と、歯肉固有層の毛細血管より遊走し、歯肉溝を経て口腔内に移行する唾液中の好中球を対象として、周囲の環境とアポトーシスの発現との関係を検索した。健常者の末梢血および唾液から好中球を分離し、PBS、唾液、PMA、腫瘍壊死因子(TNF-α)、Fas抗体(アポトーシス関連抗体)を好中球にそれぞれ加え,0時間から6時間インキュベートした。そしてその前後のFas抗原およびLewisY(Le^y)抗原の発現を、間接蛍光抗体法を用い、Flow Cytometryで検索した(平成8年度より継続)。さらに,各細胞群のアポトーシスの発現状態を透過型電子顕微鏡により形態学的に観察するとともに,各群の細胞よりDNAを抽出し,その断片化の状態をアガロースゲル電気泳動法により生化学的に検索した。そして以下の結果が得られた。1.フローサイトメトリーによる検索:(1)末梢血中の好中球では、唾液、TNF-α、Fas抗体の刺激により、Fas抗原およびLe^y抗原の発現が経時的に増加した。(2)唾液中の好中球では、Fas抗原の発現は末梢血よりわずかに増加し、Le^y抗原の発現は有意に高い値を示した。そしてこの傾向は、PBSおよび血清でのインキュベート後もほとんど変化しなかった。2.透過型電子顕微鏡による検索:(1)末梢血中の好中球では、唾液、TNF-α、Fas抗体による6時間の刺激で、アポトーシス細胞に類似した細胞が観察された。(2)唾液中の好中球にアポトーシス細胞の特徴を備えた細胞が多く観察された。3.アガロースゲル電気泳動法による検索:(1)末梢血中の好中球をTNF-αで3時間インキュベートすると,アポトーシス細胞の特徴であるDNAラダーが観察された。(2)唾液中の好中球にDNAラダーが観察された。以上のことより、好中球が末梢血より口腔内の唾液中に移行する過程で、唾液やサイトカインなどの影響を受け,壊死するのではなくアポトーシスを発現し,口腔内の恒常性の維持に関与している可能性が示唆された。

我们搜索了周围环境与周围血液中细胞凋亡的表达之间的关系，唾液中的中性粒细胞从薄片牙龈牙龈普遍的毛细血管迁移，并通过牙龈沟迁移到口腔中。将中性粒细胞从健康受试者的外周血和唾液中分离出来，PBS，唾液，PMA，肿瘤坏死因子（TNF-α）和FAS抗体（凋亡相关抗体）添加到中性粒细胞中，并将其孵育为0到6小时。使用间接荧光免疫测定法（自1996年以来持续），使用流式细胞仪在此之前和之后搜索了Fas和Lewisy（Le^Y）抗原的表达。此外，通过透射电子显微镜在形态上观察到每个细胞的凋亡表达态，并从每个组的细胞中提取DNA，并通过琼脂糖凝胶电泳对碎裂状态进行生化搜索。并获得了以下结果：1。流式细胞仪搜索：（1）在外周血中的中性粒细胞中，Fas和Le^y抗原随着时间的推移而刺激唾液，TNF-α和FAS抗体随着时间的推移而增加。 （2）在唾液中的嗜中性粒细胞中，FAS抗原表达比外周血略有增加，而LE^Y抗原表达明显更高。与PBS和血清一起孵育后，这种趋势在很大程度上没有变化。 2。透射电子显微镜搜索：（1）在外周血中的中性粒细胞中，用唾液，TNF-α和FAS抗体刺激后观察到与凋亡细胞相似的细胞6小时。 （2）在唾液中的嗜中性粒细胞中观察到许多具有凋亡细胞特征的细胞。 3。通过琼脂糖凝胶电泳的搜索：（1）外周血中的中性粒细胞与TNF-α孵育3小时，观察到凋亡细胞的特征DNA梯子。 （2）在唾液中的嗜中性粒细胞中观察到DNA阶梯。这些结果表明，在从外周血到口腔中的唾液过程中，嗜中性粒细胞可能受到唾液和细胞因子的影响，而不是坏死，它可能参与了维持口腔稳态。

项目成果

Yukihiro Numabe: "PMN Apoptosis Regulates Periodontal Inflammation." Journal of Periodontology. 68・4. 413 (1997)

Yukihiro Numabe：“PMN 细胞凋亡调节牙周炎症。”牙周病学杂志 68・413（1997 年）。

沼部幸博: "Quantitation of Attached and Internalized Beads in Blood and Salirary Neutrophils(PMNs)." 歯学(英文投稿). 85・1. 8-15 (1997)

Yukihiro Numabe：“血液和唾液中性粒细胞中附着和内化的珠子的定量（PMN）”（英文提交）85·1（1997）。

Yukihiro Numabe: "Apoptosis Expression In Salivary PMNs." Molecular Biology of the Cell.8・Supplement. 147 (1997)

Yukihiro Numabe：“唾液中性粒细胞的细胞凋亡表达。”8·补充147（1997）。

Numabe Y.: "Saliva Induce Apoptosis Receptor Antigen Expression on PMN" Molecular Biology of the Cell. 7・Suppl. 519a- (1996)

Numabe Y.：“唾液诱导中性粒细胞凋亡受体抗原表达”细胞分子生物学 7·增刊 519a- (1996)

Yukihiro Numabe: "Saliva Induce Apoptosis Receptor Antigen Expression on PMN." Molecular Biology of the Cell.7・Supplement. 519 (1996)

Yukihiro Numabe：“唾液诱导 PMN 上的凋亡受体抗原表达。”7·增刊 519。