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分子シンクロナイゼーションを発現するミクロ領域における構造と物性に関する研究

表达分子同步的微区结构和物理性质研究

基本信息

批准号：
11167282
负责人：
原正彦
金额：
$ 2.5万
依托单位：
The Institute of Physical and Chemical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

1.ナノレオロジー測定システムの構築単一分子を原子間力顕微鏡のカンチレバーと金属単結晶基板の間に挟み、任意の波形で分子の延伸と圧縮を繰返すカンチレバー操作用ピエゾ駆動部の構築ならびにその試料調整法を検討した。また、カンチレバーによる単一分子の延伸と圧縮に対して、同位相同周期で分子が反応する場合の観測結果に加えて、圧縮するとさらに引力(分子が縮む力)が働く逆位相現象が確認された。2.単一分子リフォールディング現象のシミュレーション上述の現象は分子自体がある延伸長の領域で自発的にリフォールディング(3次元的再構成)とアンフォールディングを繰返していることに相当すると考えられる。そこで、フォースカーブ測定から実測されたように、分子のバネ定数が延伸長に依存する系(分子のバネ定数が不連続に変化する系)を仮定してシミュレーションを試みたところ、実験結果を再現する波形が得られ、本研究におけるプローブ手法によって単一分子を対象としたナノレオロジー計測の可能性が示唆された。また本ナノレオロジー計測システムを用いて、単一高分子鎖の伸張実験、両末端をSH置換したポリスチレンでの再現性のあるデータを取得している。以上の成果は、本研究におけるプローブ手法が、分子シンクロナイゼーションに関する、個々の分子に対するレオロジーに代表される動的現象に対して重要な知見を与えることを示している。

1. To investigate the sample adjustment method for the construction of a single molecule, atomic force, and metal single crystal substrate with arbitrary waveform, molecular extension, and compression. The results of the measurement of the extension and contraction of a single molecule in the same period are confirmed. 2. The phenomena mentioned above are self-generated by molecular extension and self-generated by molecular recombination. For example, the number of molecules produced by the method is dependent on the number of molecules produced by the method. In addition, this Naomi Android measurement system has been used to obtain reproducible data from the stretching of a single polymer lock and the polymer switch with SH replacement of the end. The results of this study are important for understanding the molecular mechanism and the molecular mechanism.