英米文学に見る女性の自立と職業
英米文学に見る女性の自立と職業
批准号:
11871065
负责人:
鈴江 璋子
金额:
$0.77万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2001
中文摘要
平成13年度は本研究の最終年度であるため、研究のまとめと発表、および今後の研究活動の視座を定めることを課題として、資料収集・研究・執筆活動を行なった。その第一目標は、平成12年に日本ギャスケル協会第11回大会において行なったシンポジウム「エリザベス・ギャスケルにおける女性の自立と職業」を検討し、シンポジウム報告として同協会論集に掲載することであった。シンポジウムにおいては「看護・介護」と女性の生きがいがテーマの一つであった。ヴィクトリア朝初期においては低次の肉体労働と考えられていた「看護・介護」が、クリミア戦争を期に社会問題化し、看護婦という、女性の近代的な職業へと成長して行く。一方、中流家庭の主婦は職業を持たず、家の中にいるのが普通であったが、家事を行なうための料理人・メイド・乳母などが必ず雇用されていたため、「主婦のしごと」は事実上空洞化していた。育児および老・病者の介護はこのような主婦に最適の「しごと」であり、美徳であった。『シルヴィアの恋人たち』において女主人公は、痴呆となった老母を介護する姿、育児に献身する姿を示して周囲に受容され、読者の好感を得る。しかしこれは現状を甘受する姿勢である。弱者介護のなかに実は相互の、もたれあいが潜んでいることについて討議が交わされ、職業にむけての教育・訓練の不足が、女性の自立に対する自信と意欲を失わせ、自立を阻害している事実が立証された。本研究クループは11年度は20世紀初頭に出現したカメラウーマン、12年度は看護・介護という「女性のしごと」について考察し、13年度には女子教育と自立を主題に研究を進めてきた。今後とも「女性の自立と職業」について考究を深めて行きたいと切望するものである。
英文摘要
平成13年度は本研究の最終年度であるため、研究のまとめと発表、および今後の研究活動の視座を定めることを課題として、資料収集・研究・執筆活動を行なった。その第一目標は、平成12年に日本ギャスケル協会第11回大会において行なったシンポジウム「エリザベス・ギャスケルにおける女性の自立と職業」を検討し、シンポジウム報告として同協会論集に掲載することであった。シンポジウムにおいては「看護・介護」と女性の生きがいがテーマの一つであった。ヴィクトリア朝初期においては低次の肉体労働と考えられていた「看護・介護」が、クリミア戦争を期に社会問題化し、看護婦という、女性の近代的な職業へと成長して行く。一方、中流家庭の主婦は職業を持たず、家の中にいるのが普通であったが、家事を行なうための料理人・メイド・乳母などが必ず雇用されていたため、「主婦のしごと」は事実上空洞化していた。育児および老・病者の介護はこのような主婦に最適の「しごと」であり、美徳であった。『シルヴィアの恋人たち』において女主人公は、痴呆となった老母を介護する姿、育児に献身する姿を示して周囲に受容され、読者の好感を得る。しかしこれは現状を甘受する姿勢である。弱者介護のなかに実は相互の、もたれあいが潜んでいることについて討議が交わされ、職業にむけての教育・訓練の不足が、女性の自立に対する自信と意欲を失わせ、自立を阻害している事実が立証された。本研究クループは11年度は20世紀初頭に出現したカメラウーマン、12年度は看護・介護という「女性のしごと」について考察し、13年度には女子教育と自立を主題に研究を進めてきた。今後とも「女性の自立と職業」について考究を深めて行きたいと切望するものである。
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宇田 朋子: "『メアリー・バートン』に見るワーキング・クラスの女性の自立と職業"ギャスケル論集. 11号. 23-36 (2001)
宇田智子:“《玛丽·巴顿》中工人阶级妇女的独立与职业”Gaskell Ronshu,第 11 期。23-36 (2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
鈴江 璋子: "『エデンの東』と物語の重層"実践女子大学文学部紀要. 42. 1-12 (2000)
铃江翔子:“伊甸园之东和多层故事”,实仙女子大学文学部通报,42. 1-12 (2000)。
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发表时间:
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作者:
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通讯作者:
鈴江璋子: "キャサリン・アン・ポーター:予見者の冷めた激情"週刊朝日百科『世界の文学』41. 1270. 7-026-7-027 (2000)
铃江翔子:《凯瑟琳·安·波特:先知的冷酷激情》 朝日周刊《世界文学》41. 1270. 7-026-7-027 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
小柳 康子: "宗教改革を生きた女性-Anne Askewの場合"津田塾大学 言語文化研究所報. 14. 39-52 (1999)
小柳康子:“经历过宗教改革的女性——安妮·阿斯丘的案例”津田学院语言文化研究所通讯,14. 39-52 (1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
鈴江璋子, 宇田朋子 他: "ギャスケル文学にみる愛の諸相"北星堂. 280 (2002)
Shoko Suzue、Tomoko Uda 等人:“加斯凯尔文学中的爱的各个方面”Hokuseido 280 (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
共 17 条