ペリプラズム空間における鞭毛構築過程の制御機構に関する分子遺伝学的解析
ペリプラズム空間における鞭毛構築過程の制御機構に関する分子遺伝学的解析
批准号:
00J01227
负责人:
南部 隆之
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2002
中文摘要
細菌の鞭毛は細胞表層膜系内に端を発し、細胞外へ長く伸びだした超分子構造体であり、基体、フック、繊維の3つの部分構造から構成されている。このうち基体は細胞表層膜系内に存在し、中心軸をなすロッドと、内膜、ペリプラズム空間、外膜にそれぞれ局在する3枚のリング状構造体(MS、P、Lリング)から構成されている。本研究では、ペリプラズム空間の鞭毛構造体であるPリングとロッドの形成制御機構に注目し、これらの形成の補助因子FlgAとFlgIの構造と機能について解析を行った。1.FlgAflgA突然変異体では鞭毛形成がPリング形成で特異的に阻害されることから、FlgAはPリング形成に関与していると考えられる。本研究ではFlgAに関して次の4点を明らかにした:(1)FlgAは前駆体として合成され、一般的蛋白質輸送系を介してペリプラズム空間へ輸送される,(2)FlgAはPリングが形成されるペリプラズム空間で機能している,(3)FlgA遺伝子の欠損下でもPリング構成成分のFlgIを大量発現すれば鞭毛形成能の回復がみられる,(4)FlgI同士の直接的な結合は強くないが、FlgAを介するとその結合が容易に形成される。これらの結果に基づいて、FlgAはPリング形成に関与するペリプラズミックシャペロンであるとのモデルを提案した。2.FlgJflagJヌル突然変異体では鞭毛形成がロッド形成のステップで特異的に阻害されることから、FlgJはロッド形成の補助因子であると考えられる。本研究ではFlgJに関して次の3点を明らかにした:(1)FlgJは鞭毛形成に関与する少なくとも2つの機能を有する,(2)N末側はロッド形成に必須の機能をもつ,(3)C末側はムラミダーゼ活性をもち、形成されたロッドとPリングのペプチドグリカン層貫通を補助する。これらの結果とこれまでの知見をもとに、細胞表層膜系におけるロッド形成過程のモデルを提案した。
英文摘要
細菌の鞭毛は細胞表層膜系内に端を発し、細胞外へ長く伸びだした超分子構造体であり、基体、フック、繊維の3つの部分構造から構成されている。このうち基体は細胞表層膜系内に存在し、中心軸をなすロッドと、内膜、ペリプラズム空間、外膜にそれぞれ局在する3枚のリング状構造体(MS、P、Lリング)から構成されている。本研究では、ペリプラズム空間の鞭毛構造体であるPリングとロッドの形成制御機構に注目し、これらの形成の補助因子FlgAとFlgIの構造と機能について解析を行った。1.FlgAflgA突然変異体では鞭毛形成がPリング形成で特異的に阻害されることから、FlgAはPリング形成に関与していると考えられる。本研究ではFlgAに関して次の4点を明らかにした:(1)FlgAは前駆体として合成され、一般的蛋白質輸送系を介してペリプラズム空間へ輸送される,(2)FlgAはPリングが形成されるペリプラズム空間で機能している,(3)FlgA遺伝子の欠損下でもPリング構成成分のFlgIを大量発現すれば鞭毛形成能の回復がみられる,(4)FlgI同士の直接的な結合は強くないが、FlgAを介するとその結合が容易に形成される。これらの結果に基づいて、FlgAはPリング形成に関与するペリプラズミックシャペロンであるとのモデルを提案した。2.FlgJflagJヌル突然変異体では鞭毛形成がロッド形成のステップで特異的に阻害されることから、FlgJはロッド形成の補助因子であると考えられる。本研究ではFlgJに関して次の3点を明らかにした:(1)FlgJは鞭毛形成に関与する少なくとも2つの機能を有する,(2)N末側はロッド形成に必須の機能をもつ,(3)C末側はムラミダーゼ活性をもち、形成されたロッドとPリングのペプチドグリカン層貫通を補助する。これらの結果とこれまでの知見をもとに、細胞表層膜系におけるロッド形成過程のモデルを提案した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Takayuki Nambu, Kazuhiro Kutsukake: "Periplasmic control of flagellar biogenesis in Salmonella enterica serovar Typhimurium"(発表予定).
Takayuki Nambu、Kazuhiro Kutsukake:“肠沙门氏菌鼠伤寒沙门氏菌鞭毛生物发生的周质控制”(待提交)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Selective neutralization of Fusobacterium nucleatum using chicken egg antibodies and development of an oral microbiota transition method
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批准号:23K09472
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:南部 隆之
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依托单位:
Development of oral health evaluation method using resilience of oral microbiota as an index
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批准号:20K10285
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:南部 隆之
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依托单位:
国内基金
海外基金
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轴丝动力蛋白基因新突变引起精子鞭毛多种形态异常的机制研究
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批准号:2026JJ82138
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:邓佳
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依托单位:
复杂鞭毛马达E环的组装机制及其进化研究
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批准号:32500103
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项目类别:青年科学基金项目(C类)
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2025
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负责人:朱思琦
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依托单位:
精子鞭毛微管结构演变与功能研究
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批准号:DG25C050001
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2025
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负责人:吴建平
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依托单位:
MROH9缺失导致精子鞭毛结构损伤、动力缺如的功能及机制研究
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批准号:82501948
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项目类别:青年科学基金项目(C类)
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2025
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负责人:王畅
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依托单位:
△paaf大肠杆菌促进鞭毛形成诱导念珠菌氧化损伤的抗真菌机制研究
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批准号:82572594
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项目类别:面上项目
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资助金额:49.00万元
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批准年份:2025
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负责人:李颖
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依托单位:
鼻黏膜佐剂鞭毛素经呼吸上皮—巨噬细胞互作调控TIMP-1介导抗原稳定及黏膜疫苗增效的机制研究
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批准号:82572096
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项目类别:面上项目
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资助金额:49.00万元
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批准年份:2025
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负责人:钟茂华
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依托单位:
高扭矩鞭毛马达MS环邻近球形结构蛋白的鉴定与功能研究
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批准号:32500025
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项目类别:青年科学基金项目(C类)
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2025
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负责人:陈园园
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依托单位:
上海市部分规模化养殖场和动物园隐孢子虫和蓝氏贾第鞭毛虫感染现状调查及人兽互传风险探究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:5.0万元
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批准年份:2024
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负责人:戴思敏
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依托单位:
空肠弯曲菌HeuR介导鞭毛—氧应激的转录调控及其通路解析
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批准号:32473117
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项目类别:面上项目
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资助金额:50.00万元
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批准年份:2024
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负责人:黄金林
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依托单位:
根际益生贝莱斯芽孢杆菌鞭毛多肽促进生物被膜形成的分子机制
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批准号:32400113
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30.00万元
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批准年份:2024
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负责人:张慧慧
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依托单位: