初期土佐派を中心とする南北朝・室町前期やまと絵の研究

以早期土佐画派为中心的南北町时代和室町时代初期的大和绘研究

• 批准号: 00J11111
• 负责人: 高岸 輝
• 金额: $ 1.54万
• 依托单位: The University of Tokyo (2002)Tokyo National University of Fine Arts and Music (2000-2001)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2000
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2000 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-00J11111/
• 关键词: 六角寂済; 足利義満; 足利義政; 土佐広周; 土佐光信; 融通念仏縁起; 室町殿; 舞絵

本年度は初期土佐派に関連する画派、作品として、六角絵所、清涼寺本「融通念仏縁起」、足利義政の室町殿の舞絵を描いた土佐広周・土佐光信に関する研究を中心に行った。(1)「六角寂済と足利義満-六角絵所の成立と展開-」(『国華』1281)南北朝時代末から室町初期にかけて、絵所預に任ぜられ当代きってのやまと絵師として活躍した六角寂済(一三四八?〜一四二四)とその工房である六角絵所の成立と展開について、記録に残る寂済の絵巻や障屏画などの作例の主題や制作状況の分析から、彼が実質的に足利義満の御用絵師であったことを指摘した。(2)「清涼寺本『融通念仏縁起』と足利義満七回忌追善」(『仏教芸術』264)京都清涼寺に所蔵される「融通念仏縁起」は、詞書を後小松天皇や足利義持をはじめとする有力者が染筆し、当時の絵所預など六人の絵師を動員した重要作例である。下巻巻末の識語から後円融天皇追善のために制作されたと考えられてきたが、詞書染筆の日付が足利義満七回忌命日の応永二十一年(一四一四)五月六日前後に集中すること、その顔ぶれが義満と関係の深い人物が多いことから、その七回忌追善を目的として制作されたものであることが明らかとなった。(3)「足利義政室町殿の舞絵制作と土佐広周・土佐光信」(『東京大学史料編纂所研究紀要』13)足利義政はその邸宅である室町殿の泉之西殿に寛正三年(一四六二)、舞楽図の襖絵を制作させた。今回、広橋綱光(一四三一〜七七)の日記『綱光公記』にその過程が詳細に記されることが判明した。

In the beginning of the year, Tosa School was associated with the painting school, the work center, the hexagonal temple, the Kiyoji temple, and the Ashikazu Muromachi temple dance center. (1)"Hexagonal Silence and Ashikaga-Formation and Development of Hexagonal Silence"("Guohua" 1281) At the end of the Northern and Southern Dynasties, the beginning of Muromachi was established and the beginning of Muromachi was anticipated. ~ 1424) The workshop was established and expanded. The theme of the work was analyzed and the quality of the work was improved. (2)"Kiyosa-ji's main theme is" Ryosaki "and" Ashikaga ".(264) Kyoto Kiyosa-ji's theme is" Ryosaki ", and its lyrics are written by Emperor Komatsu and" Ashikaga ". In the end of the book, the author of the book, the book, (3)"Ashikaga Yoshimasa Muromachi Hall Dance Hall Production and Tosa Hiroshi Tosa Mitsunobu"("Research Notes of the Institute of Historical Materials, University of Tokyo" 13) Ashikaga Yoshimasa no House This time, the diary of Hirohashi Tsunehiro (1431 ~ 77) was recorded in detail.

项目成果

高岸 輝: "足利義政室町殿の舞絵制作と土佐広周・土佐光信"東京大学史料編纂所研究紀要. 13号. 10-27 (2003)

高岸照：“足利室町大人、土佐博亲、土佐光信的舞绘”，东京大学史学研究所公报第 13. 10-27 号（2003 年）。

高岸 輝: "清涼寺本『融通念仏縁起』と足利義満七回忌追善"仏教芸術. 264号. 50-70 (2002)

高岸辉：“清凉寺的‘Yutsu Nenbutsu Engi’和足利义满纪念日七周年”佛教艺术第264号。50-70（2002年）

高岸 輝: "六角寂済と足利義満-六角絵所の成立と展開-"国華. 1281号. 5-15 (2002)

高岸照：“六角若斋和足利义光 - 六角会所的建立和发展” Kokka. No. 1281. 5-15 (2002)