常緑広葉樹のシュートモジュール動態と樹形形成
常緑広葉樹のシュートモジュール動態と樹形形成
批准号:
01J04789
负责人:
新田 郁子
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
中文摘要
北限域に分布する常緑広葉樹は、強い温度季節性のもとで生育している。シュート伸長は年に1回、春に起こり(Nitta & Ohsawa 1997,Ohsawa & Nitta 1997)、季節性への適応の程度に応じて、保護の程度の強い鱗芽、苞芽、保護のない裸芽の3タイプが類型化できた(Nitta & Ohsawa 1998,2001)。この3つの芽タイプを日本の南の沖縄山原地域、鹿児島県屋久島低地林、千葉県清澄山の3地点で比較したところ、南から北に向かって種数は減少するが、3地点間で苞芽種の割合はほとんど変化しなかった。一方、鱗芽種の種数は、沖縄では小さく、北に向かって増大した。また、分枝様式を上述3地点で比較したところ、南から北に向かって休眠する先発枝の種数割合が増大した。以上の結果から、南ほど連続成長的で北に向かって周期成長的な樹木が生育することが明らかになった(Ohsawa & Nitta 2002)。本年度は、千葉県清澄山において、クロバイ(苞芽種)の樹形発達過程を調査した。主軸、同時枝ともに枝の加齢にともなってシュート長が短くなり、葉数が減少した。一方「葉数/シュート長」は主軸では経年変化が見られるのに対し、同時枝では見られなかった。今後もデータ解析をすすめ、クロバイの樹形発達過程をシュートモジュールに着目して明らかにしていこうと考えている。成果がまとまりしだい、論文にとりまとめていく予定である。このほか、1999年、2000年に参加した「ブータンヒマラヤの生物分布帯に関する生態学的研究第3次」(研究代表者大澤雅彦)の成果報告書のとりまとめをおこなった(Nitta & Ohsawa 2002)。ブータンに生育する常緑広葉樹についても上述の3つの芽タイプが見られ、苞芽種がもっとも多かった。分枝様式では先発枝の種が多かった。またシュートのフェノロジー調査の結果、標高の低いところに生育する樹木の方が高いところに生育する樹木に比べて、シュート伸長終了時期が早いことが明らかになった。
英文摘要
北限域に分布する常緑広葉樹は、強い温度季節性のもとで生育している。シュート伸長は年に1回、春に起こり(Nitta & Ohsawa 1997,Ohsawa & Nitta 1997)、季節性への適応の程度に応じて、保護の程度の強い鱗芽、苞芽、保護のない裸芽の3タイプが類型化できた(Nitta & Ohsawa 1998,2001)。この3つの芽タイプを日本の南の沖縄山原地域、鹿児島県屋久島低地林、千葉県清澄山の3地点で比較したところ、南から北に向かって種数は減少するが、3地点間で苞芽種の割合はほとんど変化しなかった。一方、鱗芽種の種数は、沖縄では小さく、北に向かって増大した。また、分枝様式を上述3地点で比較したところ、南から北に向かって休眠する先発枝の種数割合が増大した。以上の結果から、南ほど連続成長的で北に向かって周期成長的な樹木が生育することが明らかになった(Ohsawa & Nitta 2002)。本年度は、千葉県清澄山において、クロバイ(苞芽種)の樹形発達過程を調査した。主軸、同時枝ともに枝の加齢にともなってシュート長が短くなり、葉数が減少した。一方「葉数/シュート長」は主軸では経年変化が見られるのに対し、同時枝では見られなかった。今後もデータ解析をすすめ、クロバイの樹形発達過程をシュートモジュールに着目して明らかにしていこうと考えている。成果がまとまりしだい、論文にとりまとめていく予定である。このほか、1999年、2000年に参加した「ブータンヒマラヤの生物分布帯に関する生態学的研究第3次」(研究代表者大澤雅彦)の成果報告書のとりまとめをおこなった(Nitta & Ohsawa 2002)。ブータンに生育する常緑広葉樹についても上述の3つの芽タイプが見られ、苞芽種がもっとも多かった。分枝様式では先発枝の種が多かった。またシュートのフェノロジー調査の結果、標高の低いところに生育する樹木の方が高いところに生育する樹木に比べて、シュート伸長終了時期が早いことが明らかになった。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Ohsawa M, Nitta I: "Forest zonation and morphological tree-traits along latitudinal and altitudinal environmental gradients in humid monsoon Asia"Global Environmental Research. 6・1. 41-52 (2002)
Ohsawa M,Nitta I:“湿润季风亚洲沿纬度和海拔环境梯度的森林分区和形态树木特征”全球环境研究 6・1(2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Nitta I, Ohsawa I: "Shoot morphology and growth traits of evergreen broad-leaved trees in western Bhutan"Life Zone Ecology of the Bhutan Himalaya III. 219-240 (2002)
Nitta I,Ohsawa I:“不丹西部常绿阔叶树的芽形态和生长性状”不丹喜马拉雅山生命带生态学III。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
新田郁子(分担翻訳): "Heywood花の大百科事典"大澤雅彦(監修)・朝倉書店(出版)(ゲラ校正中).
新田育子(合译):《海伍德花卉百科全书》大泽正彦(监修)、朝仓书店(出版社)(校对中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
芽の適応的意義に着目した北限の常緑広葉樹のシュートフェノロジーと樹形発達
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批准号:98J06135
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.73万
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财政年份:1998
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负责人:新田 郁子
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依托单位:
海外基金