南西太平洋(熱帯・亜熱帯海域)の第四紀古海洋環境変動と海洋微古生物の応答
南西太平洋(熱帯・亜熱帯海域)の第四紀古海洋環境変動と海洋微古生物の応答
批准号:
01J07569
负责人:
河瀉 俊吾 (2001, 2003)
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
中文摘要
南西太平洋(熱帯・亜熱帯海域)の第四紀古海洋環境変遷と、それに対する海洋微古生物の応答を明らかにするために、平成14年度科学研究費補助金(特別研究員奨励費)の配分を受けて、下記内容を実施した。熱帯・亜熱帯海域の海洋環境の変動が第四紀の世界的かつ同期的な気候変動の駆動力源として注目されているが、太平洋だけではなく大西洋の熱帯・亜熱帯海域の浮遊性有孔虫群集変動についても比較・検討する必要性が生じた。よって、浮遊性有孔虫群集の変動をもとにして過去の表層水温変動を求める手法(Transfer Function Technique : TFT ; Modern Analog Technique : MAT)に習熟することを目的として、2001年10月から約13ヶ月間渡独^*した。約450層準の試料中の浮遊性有孔虫群集を解析し、上記2つの手法とMATのバリエーションであるSIMMAX-MAT (Pflaumann et al., 1996)の解析手法を用いて、西大西洋の熱帯海域の過去23万年間の表層水温変動を推定した。特にTermination II(酸素同位体比ステージ5/6境界)での表層水温変動は安定酸素同位体比の示す標準的な氷期-間氷期サイクルに対応せず、熱帯海域の表層水温変動が高緯度域の海洋気候変動に先行する可能性を示すものであった。南西太平洋のマニヒキ海台と北フィジー海盆から採取された2本の海底コア試料について、底生有孔虫群集変動および底層環境の変動を明らかにするために、計50層準から>75μmサイズの底生有孔虫(約250個体)を摘出し、分類・同定作業を進行中である。予察的ながら、マニヒキ海台コア試料の解析から、同海域では過去300万年間の底生有孔虫群集の種構成に変化は見られないため、底層環境の変化は小さかったと考えられる。基本的には浮遊性有孔虫群集変動(昨年度解析分)から推定された温暖・貧栄養な表層環境と関連していると考えられる。現在、マニヒキ海台と北フィジー海盆の2本の海底コア試料については、解析精度を向上させるべく、有孔虫化石の摘出・分類・同定作業を継続中である。
英文摘要
南西太平洋(熱帯・亜熱帯海域)の第四紀古海洋環境変遷と、それに対する海洋微古生物の応答を明らかにするために、平成14年度科学研究費補助金(特別研究員奨励費)の配分を受けて、下記内容を実施した。熱帯・亜熱帯海域の海洋環境の変動が第四紀の世界的かつ同期的な気候変動の駆動力源として注目されているが、太平洋だけではなく大西洋の熱帯・亜熱帯海域の浮遊性有孔虫群集変動についても比較・検討する必要性が生じた。よって、浮遊性有孔虫群集の変動をもとにして過去の表層水温変動を求める手法(Transfer Function Technique : TFT ; Modern Analog Technique : MAT)に習熟することを目的として、2001年10月から約13ヶ月間渡独^*した。約450層準の試料中の浮遊性有孔虫群集を解析し、上記2つの手法とMATのバリエーションであるSIMMAX-MAT (Pflaumann et al., 1996)の解析手法を用いて、西大西洋の熱帯海域の過去23万年間の表層水温変動を推定した。特にTermination II(酸素同位体比ステージ5/6境界)での表層水温変動は安定酸素同位体比の示す標準的な氷期-間氷期サイクルに対応せず、熱帯海域の表層水温変動が高緯度域の海洋気候変動に先行する可能性を示すものであった。南西太平洋のマニヒキ海台と北フィジー海盆から採取された2本の海底コア試料について、底生有孔虫群集変動および底層環境の変動を明らかにするために、計50層準から>75μmサイズの底生有孔虫(約250個体)を摘出し、分類・同定作業を進行中である。予察的ながら、マニヒキ海台コア試料の解析から、同海域では過去300万年間の底生有孔虫群集の種構成に変化は見られないため、底層環境の変化は小さかったと考えられる。基本的には浮遊性有孔虫群集変動(昨年度解析分)から推定された温暖・貧栄養な表層環境と関連していると考えられる。現在、マニヒキ海台と北フィジー海盆の2本の海底コア試料については、解析精度を向上させるべく、有孔虫化石の摘出・分類・同定作業を継続中である。
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会议论文
Kawagata, S., Hatta, A.: "Internal test morphology of the genus Rectobolivina (Cushman, 1927) from the Late Cenozoic Miyazaki Group, southwestern Japan"Paleontological Research. 6(4). 219-236 (2002)
Kawagata, S., Hatta, A.:“来自日本西南部新生代晚期宫崎群的 Rectoolivina 属的内部测试形态(Cushman,1927)”古生物学研究。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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