ポリヒドロキシアルカン酸分解酵素の作用によるポリエステルの表面構造変化
ポリヒドロキシアルカン酸分解酵素の作用によるポリエステルの表面構造変化
批准号:
13750826
负责人:
吉江 尚子
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
本研究ではポリヒドロキシアルカン酸(PHA)分解酵素による分解でPHA表面に引き起こされる構造変化を減衰全反射(ATR)モードの赤外(IR)分光法により分析した。ATR/IRスペクトルのC=0伸縮振動バンドの解析により、酵素分解によりPHAの表面結晶化度は低下することが明らかとなった。PHA分解酵素によるPHA分解の速度は、結晶部分より非晶部分で大きいため分解により表面結晶化度は上昇すると予想されていたが、これとは逆の結果が得られたことになる。IR分光法の特性上、分子コンホメーションの僅かな違いもIRバンド上では結晶と非晶の違いとして現れる可能性がある。つまり、バンド変化から求められる結晶化度変化は、必ずしも結晶構造の完全な消失を表すとは限らない。例えば、結晶表面付近のやや運動性に富む鎖は非晶部や中間相を同位置にバンドを持つ可能性がある。そこで、バンド変化から明らかとなった結晶化度の減少は、酵素分解によりラメラが分割され結晶表面積が相対的に増加したこと、あるいは、酵素の作用により結晶表面の分子鎖の運動性が増加し構造的に乱れた状態になったことを表すものであると考えられる。後者の仮説が正しいなら、これまでPHA分解酵素に依るPHA分解は酵素のPHA試料表面への吸着と表面分子の分解の2段階反応と考えられてきたが、この間に表面付近の結晶構造を乱雑化という段階が存在することを示唆し、大変興味深い。
英文摘要
本研究ではポリヒドロキシアルカン酸(PHA)分解酵素による分解でPHA表面に引き起こされる構造変化を減衰全反射(ATR)モードの赤外(IR)分光法により分析した。ATR/IRスペクトルのC=0伸縮振動バンドの解析により、酵素分解によりPHAの表面結晶化度は低下することが明らかとなった。PHA分解酵素によるPHA分解の速度は、結晶部分より非晶部分で大きいため分解により表面結晶化度は上昇すると予想されていたが、これとは逆の結果が得られたことになる。IR分光法の特性上、分子コンホメーションの僅かな違いもIRバンド上では結晶と非晶の違いとして現れる可能性がある。つまり、バンド変化から求められる結晶化度変化は、必ずしも結晶構造の完全な消失を表すとは限らない。例えば、結晶表面付近のやや運動性に富む鎖は非晶部や中間相を同位置にバンドを持つ可能性がある。そこで、バンド変化から明らかとなった結晶化度の減少は、酵素分解によりラメラが分割され結晶表面積が相対的に増加したこと、あるいは、酵素の作用により結晶表面の分子鎖の運動性が増加し構造的に乱れた状態になったことを表すものであると考えられる。後者の仮説が正しいなら、これまでPHA分解酵素に依るPHA分解は酵素のPHA試料表面への吸着と表面分子の分解の2段階反応と考えられてきたが、この間に表面付近の結晶構造を乱雑化という段階が存在することを示唆し、大変興味深い。
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会议论文
高分子複合化技術による生分解性プラスチック材料の相構造設計と分解速度制御
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批准号:15750178
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2003
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负责人:吉江 尚子
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依托单位:
結晶性/結晶性高分子ブレンドにおける構造形成機構
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批准号:09750988
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1997
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负责人:吉江 尚子
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依托单位: