非小細胞肺癌患者血清に特異的に発現するN結合型糖鎖の検索
非小細胞肺癌患者血清に特異的に発現するN結合型糖鎖の検索
批准号:
13770735
负责人:
大竹 洋介
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
系統的糖鎖解析法を用いて、健常人(n=12)と非小細胞肺癌患者(n=14)血清内に発現しているN結合型糖鎖構造を解析した。GlycoPrep(自動糖鎖切断装置)を用いてヒドラジン分解にて蛋白から糖鎖を切断し、GlycoTag(自動糖鎖標識装置)で蛍光標識した。ノイラミニダーゼによりシアル酸を取り除いて中性糖鎖にした後、順相HPLCと逆相HPLCを併用してそれらの溶出時間から2次元マップを作成した。既知構造糖鎖の2次元マップ上の位置と比較することにより、血清内に含まれる糖鎖を同定した。健常人血清と非小細胞肺癌(NSCLC)患者血清に含まれる糖鎖構造を比較検討することで、NSCLC患者特有の構造を検索した。ヒト血清中に発現しているN結合型糖鎖の30種類、84.1%の構造が明らかにできた。血清中糖鎖は、各々の構造の含有率のばらつきが少なく、その発現は極めて厳しく制御されていた。健常人とNSCLC患者血清に発現している糖鎖を比較検討すると、NSCLC患者血清に有意に多く発現している構造が認められた(p<0.01)。その構造は、トリマンノシルコアのα1-6側にGalβ1-4GlcNAcβ1-2が結合し、α1-3側にGalβ1-4(Fucα1-3)GlcNAcβ1-4とGalβ1-4GlcNAcβ1-2が結合した形の非還元末端にフコース側鎖を有する3本鎖糖鎖(A3G3Fo)と2次元マップ上で一致した。酵素消化法を用いて、この構造を確認した。このA3G3Fo構造の含有率は、血清SLX値、炎症反応、肝機能とも相関を認めなかったことから、他の臨床検査値とは独立した腫瘍マーカーとなりうる可能性が示唆された。
英文摘要
系統的糖鎖解析法を用いて、健常人(n=12)と非小細胞肺癌患者(n=14)血清内に発現しているN結合型糖鎖構造を解析した。GlycoPrep(自動糖鎖切断装置)を用いてヒドラジン分解にて蛋白から糖鎖を切断し、GlycoTag(自動糖鎖標識装置)で蛍光標識した。ノイラミニダーゼによりシアル酸を取り除いて中性糖鎖にした後、順相HPLCと逆相HPLCを併用してそれらの溶出時間から2次元マップを作成した。既知構造糖鎖の2次元マップ上の位置と比較することにより、血清内に含まれる糖鎖を同定した。健常人血清と非小細胞肺癌(NSCLC)患者血清に含まれる糖鎖構造を比較検討することで、NSCLC患者特有の構造を検索した。ヒト血清中に発現しているN結合型糖鎖の30種類、84.1%の構造が明らかにできた。血清中糖鎖は、各々の構造の含有率のばらつきが少なく、その発現は極めて厳しく制御されていた。健常人とNSCLC患者血清に発現している糖鎖を比較検討すると、NSCLC患者血清に有意に多く発現している構造が認められた(p<0.01)。その構造は、トリマンノシルコアのα1-6側にGalβ1-4GlcNAcβ1-2が結合し、α1-3側にGalβ1-4(Fucα1-3)GlcNAcβ1-4とGalβ1-4GlcNAcβ1-2が結合した形の非還元末端にフコース側鎖を有する3本鎖糖鎖(A3G3Fo)と2次元マップ上で一致した。酵素消化法を用いて、この構造を確認した。このA3G3Fo構造の含有率は、血清SLX値、炎症反応、肝機能とも相関を認めなかったことから、他の臨床検査値とは独立した腫瘍マーカーとなりうる可能性が示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
大竹洋介, 和田洋巳: "化学療法によるtumordormancy therapy-補助療法を中心に非小細胞肺癌に対する術後"医学のあゆみ. 198(6・7). 431-435 (2001)
Yosuke Otake、Hiromi Wada:“非小细胞肺癌的化疗术后治疗的肿瘤休眠治疗,重点是辅助治疗”198(6・7) (2001)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Yosuke Otake et al.: "Isolation and characterization of an N-linked oligosaccharide that is significantly increased in sera from patients with non-small cell lurg cance"J. Biochem. (Tokyo). 129(4). 537-542 (2001)
Yosuke Otake 等人:“非小细胞肺癌患者血清中显着增加的 N-连接寡糖的分离和表征”J.
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金