途上国における社会開発ツールとしてのスポーツに関する基礎研究

体育作为发展中国家社会发展工具的基础研究

• 批准号: 14780009
• 负责人: 小林 勉
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Shinshu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2002
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2002 至 2003
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14780009/
• 关键词: 社会開発; スポーツ; 開発; コミュニティ; 地域スポーツクラブ; 住民参加; 女性のエンパワメント; ヴァヌアツ; スポーツ社会学; 総合型地域スポーツクラブ

体育社会学や体育史で蓄積されてきた知見をもとに、スポーツ政策の捉えてきた射程を【近代国民国家体制のもと国民教育として用いられたスポーツ⇒戦時体制のなかでの国民馴育の手段としてのスポーツ⇒高度経済成長政策のもたらす矛盾の激化するなかで、福祉国家論を補強するイデオロギーとしての役割を担ったスポーツ】という文脈から整理するとともに、現在、全国の自治体を巻き込んで展開されようとしている総合型地域スポーツクラブの動向とその課題について浮き彫りにした。なかでも1970年代に三好や森川らが展開した、経済成長を中心に据えた政策の成功の裏側で国民の生活に様々なしわ寄せがゆき、それらを補完する政策としてスポーツが安易に担ぎ出され、政治的に利用され始めたことに対する「警告」は依然として超克されておらず、現在においては、むしろ総合型地域スポーツクラブの全国的な推進という潮流のなかで加速する傾向があることを明らかにすることができた。しかしながらその一方で、断片化する部族同士の交流をどのように活発化していくのかという途上国の開発問題に対して、スポーツは多くの可能性を有していることも明らかにすることができた。とくにヴァヌアツにおいては、スポーツで形成されるネットワークが部族や世代の壁を乗り越えて新たな人間関係を構築している事例を確認することができた。多くの部族から構成されるヴァヌアツでは多様な人々をどのように束ねていくのかといった、いわゆる社会開発が火急を要する問題となっており、そうした途上国の社会状況のなかでは、日本が経験してきた「コミュニティ・スポーツ」のコンテクストとは異なるかたちで、スポーツを積極的に振興していく政策的な意義があることを示唆することができた。

Accumulation of sports sociology や sports で さ れ て き た knowledge を も と に, ス ポ ー ツ policy の catch え て き た range を "modern national state system の も と national education と し て in い ら れ た ス ポ ー ツ ⇒ 戦 system when の な か で の national training education means の と し て の ス ポ ー ツ ⇒ highly 経 済 growth policy の も た ら す の intensify contradictions す る な か で, welfare states Home theory を reinforcing す る イ デ オ ロ ギ ー と し て の "を cut bear っ た ス ポ ー ツ 】 と い う context か ら finishing す る と と も に, now, the national の commune を 巻 き 込 ん で expand さ れ よ う と し て い る 総 rated-locking regional ス ポ ー ツ ク ラ ブ の trend と そ の subject に つ い て floating き carved り に し た. な か で も に miyoshi 1970 s や, sichuan ら が expand し た, 経 済 を center に according to え た policy の side で national の life in successful の に others 々 な し わ send せ が ゆ き, そ れ ら を fill out す る policy と し て ス ポ ー ツ が ezsafe に bear ぎ out さ れ, political に using さ れ beginning め た こ と に す seaborne る "warning" は still と し て super g さ れ て お ら ず, now に お い て は, む し ろ 総 rated-locking regional ス ポ ー ツ ク ラ ブ の national な propulsion と い う tide の な か で accelerate す る tendency が あ る こ と を Ming ら か に す る こ と が で き た. し か し な が ら そ で の party, fragment す る tribes with James の communication を ど の よ う に live 発 change し て い く の か と い う way on the open の 発 problem に し seaborne て, ス ポ ー ツ は more く を の possibility has し て い る こ と も Ming ら か に す る こ と が で き た. と く に ヴ ァ ヌ ア ツ に お い て は, ス ポ ー ツ で form さ れ る ネ ッ ト ワ ー ク が tribal や generation の wall を 乗 り more え て new た な masato is human を build し て い る examples を confirm す る こ と が で き た. More く の tribal か ら constitute さ れ る ヴ ァ ヌ ア ツ で は many others な people 々 を ど の よ う に beam ね て い く の か と い っ た, い わ ゆ る society open 発 が flash を to す る problem と な っ て お り, そ う し た conditions on a society の way の な か で は, Japan が 経 験 し て き た "コ ミ ュ ニ テ ィ · ス ポ ー ツ" の コ ン テ ク ス ト と は different な る か た ち で, ス ポ ー ツ を positive に revitalization し て い く policy な significance が あ る こ と を in stopping す る こ と が で き た.

项目成果

小林勉, 渡辺敏明: "Sports for Allムーブメントから捉える総合型地域スポーツクラブ育成の課題"信州大学教育学部研究紀要. 108. 81-90 (2003)

小林勉、渡边俊明：“从全民体育运动的角度发展综合性地区体育俱乐部的问题”信州大学教育学部通报 108. 81-90 (2003)。

小林勉: "大洋州における開発援助の現状と課題"信州大学教育学部研究紀要. 第109号. 55-65 (2003)

小林勉：“大洋洲发展援助的现状和挑战”信州大学教育学部通报第 109. 55-65 (2003)。

渡辺敏明, 小林勉: "生涯スポーツ時代に求められる指導者像:信州大学公開講座の事例"信州大学教育学部研究紀要. 107. 111-120 (2002)

渡边俊明、小林勉：“终身体育时代所需的领导者形象：信州大学公开讲座的案例研究”信州大学教育学部通报107。111-120（2002）。

小林勉, 渡辺敏明: "長野県における総合型地域スポーツクラブ育成事業の現状と課題"信州大学教育学部研究紀要. 第109号. 67-74 (2003)

小林勉、渡边俊明：“长野县综合性地区体育俱乐部发展项目的现状和挑战”信州大学教育学部通报第 109. 67-74 (2003)。

小林勉: "日本のスポーツ振興施策の動向と課題:コミュニティ・スポーツ論の系譜に寄せて"信州大学教育学部研究紀要. 第110号. 81-88 (2003)

小林勉：“日本体育振兴政策的动向与问题：关于社区体育理论的谱系”信州大学教育学部通报第110号。81-88（2003年）。