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中世貨幣の解体と近世貨幣の成立の過程に関する研究

拆解中世纪钱币并建立近代早期钱币的过程研究

基本信息

批准号：
14710238
负责人：
中島圭一
金额：
$ 0.96万
依托单位：
Keio University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2004
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14710238/
关键词：
貨幣日本中世近世銭金銀撰銭銭貨金貨銀貨

项目摘要

本年度は、昨年度に引き続き、中近世移行期における貨幣の使用・通用状況に関わる文献・考古史料の収集を進めた上で、本研究の3ヶ年間を通じて蓄積されたデータに基づき、当該期の貨幣流通の実態について、特に16世紀を中心として分析を行った。まず注目したのが、甲斐国の年代記「常在寺衆年代記」の記述で、そこから16世紀前・中期における撰銭=通貨不安が十数年ごとに繰り返し発生している事実を検出した。これに他の史料から得られた情報を重ね合わせてみると、同じく撰銭と言っても、実は年代によって内容・背景に大きな相異があることがわかってきた。16世紀初頭の撰銭を特徴付けるのは、これまで他の銭と同様に用いられてきた明銭の価値の揺らぎで、旧来の中世的システムの綻びをうかがわせる一方、16世紀半ばの撰銭で焦点となったのは(おそらくは国内で造られた)私鋳銭の急増であり、さらに世紀後半に入ると、新たに流通し始めた金・銀貨の位置付けが問題となるなど、近世的システムが成立するための基盤が段階を追って準備されていく様子が浮かび上がってくる。すなわち16世紀の撰銭は、中世貨幣システムが解体を始めてから、いくつかの段階を経て近世貨幣システムが成立するに至る過程を端的に表す事象であると言える。以上の考察のあらましについては、2004年7月にシンポジウム「中世資料学の新段階-モノとココロの資料学-」(考古学と中世史研究会・帝京大学山梨文化財研究所主催)で「撰銭再考」と題して口頭報告を行い、その後の調査・分析による知見も加えて、同タイトルの論文集(高志書院、2005年4月刊行予定)で論文として発表する。

This year's and last year's collection of currency, the use and general status of currency during the transition period of the middle and modern times, the collection of documents and archaeological historical materials, the research on Study on the accumulation of money during the 3rd year, the currency circulation status of that period, and the analysis of the special 16th century center.まず目したのが, Narrative of the Chronicles of the Kingdom of Kai "Chōzaiji Public Chronicles", そこからBefore the 16th century・Mid-term における写銭=The currency has been unstable for more than ten years.これにhistorical dataからgetsられたinformationを重ね合わせてみると、同じく写銭と言っても、実は年によってcontent・backgroundに大きなdifferent があることがわかってきた. Early 16th century noun The システムの开びをうかがわせる Party of the Middle Ages, the 16th century half ばの写銭でfocus となったのは(おそらくは国でThe problem of the location of the gold and silver goods and the new circulation of the goods in the second half of the century. Nana, the modern システムが established the foundation stage を chase って preparation されていく様子がかび上がってくる.すなわち16th century の书抭は, medieval currency システムがdisintegration を开めてから, いくつかのsection The modern currency system of modern times has been established and the process has been completed. The above investigation is based on the "New Section of Medieval Data Science" of July 2004 "Legends of Materials Science" (Director of the Society for Research on Archeology and Medieval History, Teikyo University's Yamanashi Institute of Cultural Properties Reminder) "Written and re-examined", the oral report of the question, the investigation and analysis after the test, the knowledge of the situation, and the addition of knowledge , the same as the タイトルのthesis collection (Takashi Shoin, scheduled to be published in April 2005) and the でthesis and として発発る.