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ポール・ヴァレリー「錯綜体」とリーマン幾何学の関連性の研究

保罗·瓦莱里的“复杂性”与黎曼几何关系研究

基本信息

批准号：
14710353
负责人：
田上竜也
金额：
$ 0.38万
依托单位：
Keio University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2003
项目状态：
已结题

项目摘要

ヴァレリー空間論の展開について、平成14(2002)年度は主として数学・科学思想的側面に軸足を置いて研究したが、平成15(2003)年度は、その成果をより巨視的に、哲学、文学的文脈にまで拡張して考究した。すでに平成14年9月に韓国ソウルで行われた国際ポール・ヴァレリー学会における口頭発表「ポール・ヴァレリーと空間直感の限界」のなかで、ヴァレリーにおけるリーマン幾何学の影響と、その宇宙論への展開を、作品『固定観念』を題材に分析したが、平成15年度は雑誌掲載用(Bulletin des Etudes valeryennesただし編集者である学会主催者の事情により出版媒体変更の可能性あり)の論文にまとめるにあたって、調査した当該作品草稿などをもとに、大きく加筆を行った。さらに平成15年度は、ヴァレリーの未完の対話篇で、宇宙認識を大きな主題とする『神的なる事柄について』の草稿調査をパリにおいて行い、また当該作品に関連したヴァレリー研究書や周辺文献を日本やフランスで購入した。そうした資料収集をもとに、当該作品を翻訳し、解題を加えた以外に、当該作品をヴァレリーの思想体系のなかに位置づけ、また彼の他作品とりわけ『『ユリイカ』をめぐって』と比較しながらポーやマラルメ、プラトンなどの影響を指摘した論文『想像界としての劇空間』を著した。上述の翻訳と論文は、平凡社刊『未完のヴァレリー』(京都大学人文科学研究所助手森本淳生氏との共著)に収録し、平成16(2004)年10月に出版予定である。

The development of ヴァレリーspace theoryのについて、Heisei 14 (2002) は主としてThe Side of Mathematics and Scientific Thoughts Research on the achievements of the year of Heisei 15 (2003) and the context of philosophy and literature. September 2014, Korea Korean Society of Korean Society of International Traders Nora's verbal expression "The limit of space intuition"のなかで、ヴァThe influence of レリーにおけるリーマンgeometryの, the development of そのCosmologyへのを, the analysis of the theme of the work "Fixed Views", は雑志掲published in 2015 (Bulletin des Etudes valeryennes editor である academia organizer の事により publishing media 剉change の possibility あり)のthesisにまとめるにあたって, investigation したwhen the draft of the work is などをもとに, large きくplus pen を行った.さらにHeisei 2015は、ヴァレリーのUnfinished の対故事片で、Cosmos Knowledge を大きなTheme 『God’s Nakajima 』のThe draft of the survey "をパリにおいて行い" and "また" are related to the work "Research Book of the Week" and "Japanese Documentation" was purchased.そうしたData collection をもとに、When the work is translated 訳し、Problem solving をadded えたに、 When the work "をヴァレリーの ideological system" "のなかに" position "づけ", "また比の" other works "りわけ『『ユリイカ』をめぐって』とComparison しながらポーやマラルメ、プThe author of the paper "Drama Space of the Imaginary Realm" was written by Rita Nana. The above-mentioned translation of the paper is included in the "Unfinished Novel" (co-authored by Morimoto Junji, assistant at the Institute of Humanities, Kyoto University), a journal of Pingheisha, and is scheduled to be published in October 2004.