量子系におけるコヒーレント制御理論の構築及びその応用
量子系におけるコヒーレント制御理論の構築及びその応用
批准号:
14740331
负责人:
菅原 道彦
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
進化的計算を利用し、パルス形や振動数成分について拘束条件が課された現実的な制御レーザーパルスの設計を行った。この際、進化的計算のアルゴリズムとして交差モデルとして拡張正規分布交差を、世代交代モデルとして最小世代間断裂モデルを採用している。また、ラムダ型3準位系における定常レーザー場を用いた分布制御について新たな機構を提案した。この際、電磁波を量子化することにより分子とレーザー場が強く結合した状態を「着衣の状態」として取り扱った。シュレディンガー方程式の解析解を求め、目的の終状態への遷移が最大になる様に強度、振動数等のレーザーパラメータを設計した。中間状態に緩和が存在する場合についても検討を行ったところ、緩和が小さい場合は準位分布の振動を規定している固有振動の位相をうまく合わせる様にレーザー強度と離調の関係を調整する方法が有用であることが分かった。一方で、緩和が大きい場合は、離調を十分大きくとり中間状態の分布を極力抑える手法が有効であった。一方、観測による波束の収縮を量子系の駆動力として捕らえることにより、新たな量子制御のスキームの構築を試みた。デコヒーレンスを能動的に起こさせる手段として量子系における観測操作に注目し、「位相をそろえる」というコヒーレント制御的な操作と「位相を破壊する」という観測操作をうまく組み合わせた新たな量子制御の可能性を提示した。この際、観測操作に対応する量子力学的演算子の定義、観測操作下における時間発展を記述する運動方程式の導出及び計算方法を確立した。構築した理論をラムダ型3準位系に適用したところ、観測が行われない場合に見られた準位分布の移動が観測によって誘起されたデコヒーレンス効果によって阻害されることが明らかになった。この結果は、観測操作を系に対する制御入力とみなす新たな量子制御の可能性を示唆している。
英文摘要
進化的計算を利用し、パルス形や振動数成分について拘束条件が課された現実的な制御レーザーパルスの設計を行った。この際、進化的計算のアルゴリズムとして交差モデルとして拡張正規分布交差を、世代交代モデルとして最小世代間断裂モデルを採用している。また、ラムダ型3準位系における定常レーザー場を用いた分布制御について新たな機構を提案した。この際、電磁波を量子化することにより分子とレーザー場が強く結合した状態を「着衣の状態」として取り扱った。シュレディンガー方程式の解析解を求め、目的の終状態への遷移が最大になる様に強度、振動数等のレーザーパラメータを設計した。中間状態に緩和が存在する場合についても検討を行ったところ、緩和が小さい場合は準位分布の振動を規定している固有振動の位相をうまく合わせる様にレーザー強度と離調の関係を調整する方法が有用であることが分かった。一方で、緩和が大きい場合は、離調を十分大きくとり中間状態の分布を極力抑える手法が有効であった。一方、観測による波束の収縮を量子系の駆動力として捕らえることにより、新たな量子制御のスキームの構築を試みた。デコヒーレンスを能動的に起こさせる手段として量子系における観測操作に注目し、「位相をそろえる」というコヒーレント制御的な操作と「位相を破壊する」という観測操作をうまく組み合わせた新たな量子制御の可能性を提示した。この際、観測操作に対応する量子力学的演算子の定義、観測操作下における時間発展を記述する運動方程式の導出及び計算方法を確立した。構築した理論をラムダ型3準位系に適用したところ、観測が行われない場合に見られた準位分布の移動が観測によって誘起されたデコヒーレンス効果によって阻害されることが明らかになった。この結果は、観測操作を系に対する制御入力とみなす新たな量子制御の可能性を示唆している。
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M.Sugawara: "General Formulation of locally designed coherent control theory for quantum system"Journal of Chemical Physics. 発表予定. (2002)
M. Sukawara:“量子系统本地设计的相干控制理论的通用公式”,《化学物理学杂志》预定出版(2002 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
M.Sugawara: "Calculation of the tunneling splittings in water trimer with a genetic algorithm"Internet Electronic Journal of Molecular Design. 1. 450-461 (2002)
M.Sukawara:“用遗传算法计算水三聚体中的隧道分裂”《分子设计互联网电子杂志》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
M.Sugawara: "Tracking of wave packet dynamics by locally designed control field"Chemical Physics Letters. 378. 603-608 (2003)
M.Sukawara:“通过本地设计的控制场跟踪波包动力学”化学物理快报。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
菅原道彦: "『解説:制御の発展を支える技術』 レーザーパルスによる新しい反応制御の可能性-レーザー場設計のための制御理論"システム/制御/情報. 48. 119-124 (2004)
菅原道彦:“‘说明:支持控制发展的技术’使用激光脉冲进行新反应控制的可能性 - 激光场设计的控制理论”系统/控制/信息 48. 119-124 (2004)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
K.Takahashi, M.Sugawara, S.Yabushita: "Theoretical Analysis on the Fundamental and Overtone OH Stretching Spectra of Several Simple Acids and Alcohols"Journal of Physical Chemistry A. 107. 11092-11101 (2003)
K.Takahashi、M.Sukawara、S.Yabushita:“几种简单酸和醇的基本和泛音 OH 拉伸光谱的理论分析”物理化学杂志 A. 107. 11092-11101 (2003)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
「量子力学計算のための解適合基底系の開発及び波束動力学計算への応用」
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批准号:11740333
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.45万
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财政年份:1999
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负责人:菅原 道彦
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依托单位:
解適合有限要素を用いた基底系開発及び分子振動波束動力学計算への応用
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批准号:09740442
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1997
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负责人:菅原 道彦
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依托单位:
海外基金