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現代フランス語における不定詞節の意味論的研究

現代フランス語における不定詞節の意味論的研究
现代法语不定式从句语义研究
批准号:
03J00051
负责人:
戸部 篤
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
昨年度は独立不定詞節を統一的に記述することを目標とし、それに必要な手続きとしてパラメータの設定を試みた。対話関係が存在しない当該事象について「話し手」という概念に着目したのは、特徴を明確化させることを意図したものであったが、必ずしも適切ではなかった。しかしその結果、話し手と発話の間に常に隔たりが存在することが明らかになった。今年度は話し手に替えて「発話者」という概念を用い、検討し直すことにした。文法のレベルにおいて不定詞は発話行為と無関係であり、独立不定詞節の用法において発話者が発話内容の構築に参与しない点にそれは表れている。一方、発話者のステータスは評価主体、語り手、表現主体と大きく変動するが、それは共発話者のステータスおよび発話者と共発話者の関係も変動することであり、これが主原因となってそれぞれの用法を生じさせている。その意味で「語りの不定詞」の用法は、発話者が語り手として機能することにくわえ、特徴的な統辞構造をとることが義務的であり、文体的特徴だけでなく、こうした使用上の制約が生起頻度を低くしていると考えられる。さらに内容表示の用法においては、表現レベルにおいて文化的、社会的観点からも不定詞表現を考えなければならず、一種修辞的な要素が関与している。知覚構文において、不定詞節は知覚される内容(知覚対象)であり、それは知覚され、発話者によって発話される。すなわち、独立不定詞節において確認された発話者と不定詞節との隔たりが、言語的に明示されるという冗長性が存在している。知覚構文中の不定詞節を独立不定詞節の延長上で検討すると、安定した統辞的環境を含めて、不定詞節としてはむしろ特殊であると考えられる。
英文摘要
昨年度は独立不定詞節を統一的に記述することを目標とし、それに必要な手続きとしてパラメータの設定を試みた。対話関係が存在しない当該事象について「話し手」という概念に着目したのは、特徴を明確化させることを意図したものであったが、必ずしも適切ではなかった。しかしその結果、話し手と発話の間に常に隔たりが存在することが明らかになった。今年度は話し手に替えて「発話者」という概念を用い、検討し直すことにした。文法のレベルにおいて不定詞は発話行為と無関係であり、独立不定詞節の用法において発話者が発話内容の構築に参与しない点にそれは表れている。一方、発話者のステータスは評価主体、語り手、表現主体と大きく変動するが、それは共発話者のステータスおよび発話者と共発話者の関係も変動することであり、これが主原因となってそれぞれの用法を生じさせている。その意味で「語りの不定詞」の用法は、発話者が語り手として機能することにくわえ、特徴的な統辞構造をとることが義務的であり、文体的特徴だけでなく、こうした使用上の制約が生起頻度を低くしていると考えられる。さらに内容表示の用法においては、表現レベルにおいて文化的、社会的観点からも不定詞表現を考えなければならず、一種修辞的な要素が関与している。知覚構文において、不定詞節は知覚される内容(知覚対象)であり、それは知覚され、発話者によって発話される。すなわち、独立不定詞節において確認された発話者と不定詞節との隔たりが、言語的に明示されるという冗長性が存在している。知覚構文中の不定詞節を独立不定詞節の延長上で検討すると、安定した統辞的環境を含めて、不定詞節としてはむしろ特殊であると考えられる。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
戸部 篤: "フランス語における見出しとして機能する不定詞について"筑波大学フランス語・フランス文学論集. 第18号. 1-14 (2003)
Atsushi Tobe:“论法语中充当标题的不定式”筑波大学法语语言文学杂志第 18 期 1-14(2003 年)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
フランス語における疑問詞+不定詞構文の用法について
关于法语疑问句+不定式结构的用法
DOI: --
发表时间: 2004
期刊: 筑波大学フランス語・フランス文学論集 第19号
影响因子: --
作者: [戸部 篤]
通讯作者: 戸部 篤
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