固化実験と超音波測定による部分溶融体の構造と形成の研究
固化実験と超音波測定による部分溶融体の構造と形成の研究
批准号:
15740272
负责人:
隅田 育郎
金额:
$2.56万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
本年度は、内核外核境界のアナログとして、樹枝状結晶の中を伝播する弾性波速度と減衰(Q値)の周波数依存性の測定とその解釈を行った。音波物性の周波数依存性を測定するためには、ある特定の周波数にパワーを持つバースト波を用いて、その周波数変調を行うことが有用である。まず、そのような測定を自動的に行うために、パルスジェネレータをコンピュータ制御するプログラムを作成した。次に25重量パーセントの塩化アンモニウム水溶液の固化が進行している下でこの測定を行い、音波の減衰の周波数依存性を求めた。その結果、固化が進行するにつれて、伝播速度が速くなり、減衰が増大することが分かった。速度分散は見られなかった。減衰は、超音波の波長と同程度のスケールで顕著になり、高周波数程Q値が大きいという周波数依存性が見られ、その原因として散乱が考えられる。そこで、散乱による減衰の効果を定量化するために、非反応系で、粒径のサイズおよびその体積分率を変えた時の減衰の周波数依存性を調べた。粒径依存性を調べるためには、粒径の異なるガラスビーズを体積分率60パーセントを含む粘性流体の混合物を用いた。体積分率依存性を調べるために、粒径が一定で、異なる体積分率を持つポリスチレンビーズと粘性流体の混合物を用いた。その結果、固化実験と同様に、波長と粒径が同程度で減衰が顕著になることが分かった。また、減衰には類似した周波数依存性があり、その冪は粒径に強く依存し、体積分率にはあまり依存しないことが分かった。これらのことから、固化実験中の部分溶融体中を伝播する超音波の減衰は、主として散乱が関与しており、固化が進行するにつれて、結晶サイズがあまり変わらずに固化分率が増加していることが主な原因であると推定された。以上の実験結果から、内核外核境界付近を伝播してくる地震波の速度から固体の割合を、減衰の周波数依存性から特徴的なスケールをマッピングできる可能性があることが示唆された。
英文摘要
本年度は、内核外核境界のアナログとして、樹枝状結晶の中を伝播する弾性波速度と減衰(Q値)の周波数依存性の測定とその解釈を行った。音波物性の周波数依存性を測定するためには、ある特定の周波数にパワーを持つバースト波を用いて、その周波数変調を行うことが有用である。まず、そのような測定を自動的に行うために、パルスジェネレータをコンピュータ制御するプログラムを作成した。次に25重量パーセントの塩化アンモニウム水溶液の固化が進行している下でこの測定を行い、音波の減衰の周波数依存性を求めた。その結果、固化が進行するにつれて、伝播速度が速くなり、減衰が増大することが分かった。速度分散は見られなかった。減衰は、超音波の波長と同程度のスケールで顕著になり、高周波数程Q値が大きいという周波数依存性が見られ、その原因として散乱が考えられる。そこで、散乱による減衰の効果を定量化するために、非反応系で、粒径のサイズおよびその体積分率を変えた時の減衰の周波数依存性を調べた。粒径依存性を調べるためには、粒径の異なるガラスビーズを体積分率60パーセントを含む粘性流体の混合物を用いた。体積分率依存性を調べるために、粒径が一定で、異なる体積分率を持つポリスチレンビーズと粘性流体の混合物を用いた。その結果、固化実験と同様に、波長と粒径が同程度で減衰が顕著になることが分かった。また、減衰には類似した周波数依存性があり、その冪は粒径に強く依存し、体積分率にはあまり依存しないことが分かった。これらのことから、固化実験中の部分溶融体中を伝播する超音波の減衰は、主として散乱が関与しており、固化が進行するにつれて、結晶サイズがあまり変わらずに固化分率が増加していることが主な原因であると推定された。以上の実験結果から、内核外核境界付近を伝播してくる地震波の速度から固体の割合を、減衰の周波数依存性から特徴的なスケールをマッピングできる可能性があることが示唆された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Namiki, A., Hatakeyama, T., Toromaru, A., Kurita, K., Sumita, I: "Bubble size distributions in a convecting layer"Geophys.Res.Lett.. 30. 10.1029 2003GLO17156 (2003)
Namiki, A.、Hatakeyama, T.、Toromaru, A.、Kurita, K.、Sumita, I:“对流层中的气泡尺寸分布”Geophys.Res.Lett.. 30. 10.1029 2003GLO17156 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Rayleigh-Taylor instability of a particle packed viscous fluid: Implications for a solidifying magma
DOI:
10.1029/2004gl021827
发表时间:
2005-02-11
期刊:
GEOPHYSICAL RESEARCH LETTERS
影响因子:
5.2
作者:
[Michioka, H, Sumita, I]
通讯作者:
Sumita, I
Sumita, I., P.Olson: "Experiments on highly supercritical thermal convection in a rapidly rotating hemispherical shell"Journal of Fluid Mechanics. 492. 271-287 (2003)
Sumita, I., P.Olson:“快速旋转半球壳中的高超临界热对流实验”流体力学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
斜面崩壊に伴う粉体流の流量と粒径を空振と地震動から求める:基礎実験
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批准号:24K07154
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:隅田 育郎
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依托单位:
Origin of inner core hemispherical dichotomy : laboratory modeling using transmitted and reflected waves
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批准号:21K03717
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:隅田 育郎
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依托单位:
室内実験によるマグマ溜りのダイナミクスと地震波観測の対応
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批准号:15038209
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.07万
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财政年份:2003
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负责人:隅田 育郎
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依托单位:
地球の外核における対流運動の室内流体実験による研究
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批准号:98J03697
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:1998
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负责人:隅田 育郎
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依托单位:
海外基金