16世紀のイタリアにおける建築と音楽の変化に関する研究
16世紀のイタリアにおける建築と音楽の変化に関する研究
批准号:
15760472
负责人:
菅野 裕子
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
本年度はイタリア16世紀の建築理論書と音楽理論書にみられたモドゥルスとタクトゥスという単位を考察することによって、建築と音楽における抽象的な空間概念と時間概念の形成過程を考察することを目的とし研究を進めた。ヴィニョーラやディルータにおいては、それぞれの長さは単に計算の結果としてのみ存在し、対等な重要さを持つ独立した数値として存在している。そこでは、「(モドゥルスあるいはタクトゥスのような)具体的な部分ではない長さ単位」によって、「量を乗法によって示す形式」が必要だった。一方、本年度は以下のことを明らかにした。建築と音楽においてモドゥルスやタクトゥスといった単位を用いられない箇所では、具体的な部位そのものの大きさとの直接的な相互関係によって、他の部位の大きさを表していたが、そこにも乗法、つまり単位を用いた場合と同じ形式が見られた。また、そこで対象となっていた量はモドゥルスやタクトゥスと名付けられてはいなかったものの、ある「大きさ」のみを示す大きさ概念だった。つまり、ヴィニョーラやディルータのような形式で量を数値化するための条件はすでに他の著者にもみられており.建築の形を描写する文脈、あるいは音価の関係を説明する文脈の中に断片的に存在していた。そこでは除法と乗法のどちらもが、あたかも同一の形式の一側面であるかのように混在していた。また、乗法によって一部の量は数値化されていたが、それはその文脈の中でしか意味を持ち得ない。そこでは量は相互の関係の中でしか規定し得なかったのであり、その状態においては「量」とは独立せずに、全体とのあるいは周囲との関係の中にこそ存在していた。
英文摘要
本年度はイタリア16世紀の建築理論書と音楽理論書にみられたモドゥルスとタクトゥスという単位を考察することによって、建築と音楽における抽象的な空間概念と時間概念の形成過程を考察することを目的とし研究を進めた。ヴィニョーラやディルータにおいては、それぞれの長さは単に計算の結果としてのみ存在し、対等な重要さを持つ独立した数値として存在している。そこでは、「(モドゥルスあるいはタクトゥスのような)具体的な部分ではない長さ単位」によって、「量を乗法によって示す形式」が必要だった。一方、本年度は以下のことを明らかにした。建築と音楽においてモドゥルスやタクトゥスといった単位を用いられない箇所では、具体的な部位そのものの大きさとの直接的な相互関係によって、他の部位の大きさを表していたが、そこにも乗法、つまり単位を用いた場合と同じ形式が見られた。また、そこで対象となっていた量はモドゥルスやタクトゥスと名付けられてはいなかったものの、ある「大きさ」のみを示す大きさ概念だった。つまり、ヴィニョーラやディルータのような形式で量を数値化するための条件はすでに他の著者にもみられており.建築の形を描写する文脈、あるいは音価の関係を説明する文脈の中に断片的に存在していた。そこでは除法と乗法のどちらもが、あたかも同一の形式の一側面であるかのように混在していた。また、乗法によって一部の量は数値化されていたが、それはその文脈の中でしか意味を持ち得ない。そこでは量は相互の関係の中でしか規定し得なかったのであり、その状態においては「量」とは独立せずに、全体とのあるいは周囲との関係の中にこそ存在していた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ルネサンス期における建築と音楽の単位に関する考察
关于文艺复兴时期建筑和音乐单位的思考
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
日本建築学会計画系論文集 589
影响因子:
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作者:
[菅野裕子]
通讯作者:
菅野裕子
西洋の建築と音楽に関する比較芸術史的研究(学位論文)
西方建筑与音乐的比较艺术史研究(论文)
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[菅野裕子, 菅野裕子]
通讯作者:
菅野裕子
16世紀及び17世紀イタリアにおける建築と音楽の変化に関する研究
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批准号:08750746
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.26万
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财政年份:1996
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负责人:菅野 裕子
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依托单位:
海外基金