中国雲南省カルスト生態系における"石漠化"に伴う植生退行現象の解析
中国雲南省カルスト生態系における"石漠化"に伴う植生退行現象の解析
批准号:
15780109
负责人:
西尾 孝佳
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
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英文摘要
中国雲南省石漠化地域において,植生回復の潜在的な能力を検討するために,土壌堆積状況に応じた木本の定着状況とその定着による植生回復促進作用について調査を行った。調査は,石漠化が進行する地域を,岩レキの露出が顕著な岩礫地と岩レキの崩落等によって生じた土壌堆積地に区分し行った。両区分は昨年度までの調査で,分布する植生の種組成・相観が異なること,後者は20年以上にも渡って同様な景観のままであることがわかっている。両立地に出現した木本個体は,単位面積当たりの個体数,種数ともに土壌堆積草地で多かった。一方,シダ,ツル等を含む草本種は種数,多様性において岩レキ草地で高かった。既に定着した木本個体が植生回復に与える効果を定量化するために,その林冠下で生育する植物の種組成,被度,高さなどを,同様な環境で,その比較する林冠と同じ面積のオープンサイトに生育する植物の種組成,被度,高さなどと比較した。その結果,土壌堆積地では定着した木本種の林冠下では,周辺のオープンサイトに比べ,被度が有意に低下したのに対して,岩礫地では林冠下とオープンサイトで有意な差は認められなかった。これは,土壌が少なく乾燥に頻繁に曝される岩礫地に生育する木本種は,土壌が多く湿潤な土壌堆積地に生育する木本種に比べて,光,水,栄養などを巡る競合で,他個体に与える影響が弱いためと考えられ,強いストレス条件下では種内・種間競合が弱いという定説を支持する結果といえる。以上より,土壌堆積地では,遷移過程で競合排除によって種の入れ替わりが速やかに進行し,攪乱後の植生回復が早いのに対して,岩礫地では競合が強く働かないために,個体,種の入れ替わりが遅く遷移が停滞する傾向にあることが示唆された。また,土壌堆積地では,潜在的に遷移進行は可能であるにも関わらず,20年以上も停滞する原因としては,地域住民による木本稚樹の伐採が考えられた。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
植生管理学 世界の植生と植生管理-中国の荒地植生
植被管理 世界植被与植被管理——中国的荒地植被
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西尾孝佳ほか, 西尾孝佳ほか, 西尾孝佳]
通讯作者:
西尾孝佳
中国雲南省石灰岩山地における"石漠化"に伴う植物群落構造の変化
中国云南石灰岩山区“荒漠化”引起的植物群落结构变化
DOI:
--
发表时间:
期刊:
森林立地 (発表予定)
影响因子:
--
作者:
[西尾孝佳ほか]
通讯作者:
西尾孝佳ほか
中国雲南省石灰岩地域の荒地植生
中国云南省石灰岩地区荒地植被
DOI:
--
发表时间:
期刊:
植生学会誌 (発表予定)
影响因子:
--
作者:
[西尾孝佳ほか, 西尾孝佳ほか]
通讯作者:
西尾孝佳ほか