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ホウ素中性子捕捉療法における医療照射時下線量評価統合システムの構築

硼中子俘获治疗医用照射低剂量评价综合系统的构建

基本信息

批准号：
15680016
负责人：
櫻井良憲
金额：
$ 18.8万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)のために、「ビームモニター」および「γ線テレスコープ」等のオンライン測定系から得られるデータを治療計画システムによる事前評価結果に反映させた「医療照射時下線量評価統合システム」の構築を目的としている。最終年度である平成17年度は、平成16年度までに作製・設置した本統合システムのハードウエア部およびソフトウェア部の最終調整を行った。そして、ファントム実験および実際のNCT臨床におけるデータの集積を行い、総合的な検証を行った。まず、前年度までに得られたデータを再評価して、システム各部位の修正および改善を行った。特に、視野調整部については、今年度より本格的に開始された体幹部腫瘍での利用のために、より広い視野に設定できるように改善した。そして、頭頸部、胸部、腹部に関するファントム実験を行い、パラメータの再設定を行った。今年度から本格的な臨床が始まった肝腫瘍BNCTのプロトコールにおいては、γ線テレスコープにより正常肝での平均ホウ素濃度の評価し、照射時間等を決定する。そのため、肝腫瘍を想定したファントム実験については、より重点的な実験・検証を行った。ファントム実験による検証では、その精度は5%以内であることが確認された。テレスコープおよび患者モニターシステムを中心に本システムはその有効性が十分確認され、実際のBNCT臨床において必要なツールとなりつつある。その一方で、各系統の統合化には現時点でもソフトウェア上の問題点・改善点が残されている。今後も、実際の臨床で試用しつつ、ソフトウェア整備を中心にシステムの完成度を高めていく予定である。

In this study, we established the goal of "medical radiation dose evaluation system integration system" for the determination of BNCT,"radiation dose evaluation system" and "gamma ray dose evaluation system". Final year: Heisei 17, Heisei 16: Final adjustment of the system and settings of the integrated system In addition, the NCT clinical data collection and evaluation system has been established. In the past year, we have re-evaluated and improved the various parts of the system. In particular, the vision adjustment department started to improve the use of the system's visual field settings. For the head, neck, chest and abdomen, please click here. This year, the clinical start of liver cancer BNCT is determined by the evaluation of the average concentration of BNCT in normal liver and the irradiation time. The main purpose of this study is to investigate the effects of drug abuse on the health and safety of children. The accuracy of the test is less than 5%. The effectiveness of this system is well established and necessary in the clinical practice of BNCT The integration of all systems in one direction is the problem point and improvement point. In the future, clinical trials will be conducted in a timely manner.