「運動誘発性」筋損傷時の保護効果に果たす筋小胞体の役割
「運動誘発性」筋損傷時の保護効果に果たす筋小胞体の役割
批准号:
15700405
负责人:
安田 俊広
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
筋損傷を繰り返し経験すると、骨格筋は同一の刺激では損傷を起こさなくなる。この現象は保護効果と呼ばれているが、その生理学的メカニズムはわかっていない。本研究の目的は、筋損傷時の保護効果のメカニズムを明らかにすることであり、細胞内においてCa^<2+>を制御している筋小胞体に着目して実験を行った。これまでの研究で,「運動誘発性」筋損傷時,筋小胞体のCa^<2+>-ATPaseタンパクに変化はなく,筋小胞体膜に性質の変化が生じる可能性について明らかにしてきた.そしてこの筋小胞体膜の性質の変化が保護効果に関与している可能性,すなわち,1回の損傷刺激によって膜が変化しにくくなり筋小胞体からのCa^<2+>を漏洩しなくなることが明らかとなった.平成16〜17年度は筋小胞体膜の変化を引き起こすメカニズムとしてヒートショックプロテイン(HSP)に焦点を当て検討した.運動による筋損傷刺激によって筋内のHSP発現量は増大するが,損傷の程度とHSP発現量との間には相関関係が見られなかった.しかしながら,塩酸ブピバカインによる薬理的損傷を引き起こすと損傷の程度とHSP発現量との間に,相関関係が観察された.塩酸ブピバカインによる筋損傷は運動による損傷と同様のメカニズムで生じるが,より大きな筋損傷を引き起こすことが出来る.したがって,塩酸ブピバカインにより得られた知見は,運動誘発性筋損傷時でもHSP発現による保護効果の関与の可能性があるが,損傷程度が小さいために,その変化を検出できていないことを示唆している.
英文摘要
筋損傷を繰り返し経験すると、骨格筋は同一の刺激では損傷を起こさなくなる。この現象は保護効果と呼ばれているが、その生理学的メカニズムはわかっていない。本研究の目的は、筋損傷時の保護効果のメカニズムを明らかにすることであり、細胞内においてCa^<2+>を制御している筋小胞体に着目して実験を行った。これまでの研究で,「運動誘発性」筋損傷時,筋小胞体のCa^<2+>-ATPaseタンパクに変化はなく,筋小胞体膜に性質の変化が生じる可能性について明らかにしてきた.そしてこの筋小胞体膜の性質の変化が保護効果に関与している可能性,すなわち,1回の損傷刺激によって膜が変化しにくくなり筋小胞体からのCa^<2+>を漏洩しなくなることが明らかとなった.平成16〜17年度は筋小胞体膜の変化を引き起こすメカニズムとしてヒートショックプロテイン(HSP)に焦点を当て検討した.運動による筋損傷刺激によって筋内のHSP発現量は増大するが,損傷の程度とHSP発現量との間には相関関係が見られなかった.しかしながら,塩酸ブピバカインによる薬理的損傷を引き起こすと損傷の程度とHSP発現量との間に,相関関係が観察された.塩酸ブピバカインによる筋損傷は運動による損傷と同様のメカニズムで生じるが,より大きな筋損傷を引き起こすことが出来る.したがって,塩酸ブピバカインにより得られた知見は,運動誘発性筋損傷時でもHSP発現による保護効果の関与の可能性があるが,損傷程度が小さいために,その変化を検出できていないことを示唆している.
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科研奖励(0)
会议论文
骨格筋のミトコンドリア増減に関与する局所因子と体液性因子の影響
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批准号:22K11600
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:安田 俊広
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依托单位:
骨格筋の損傷―再生過程における筋小胞体の機能の変化
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批准号:13780006
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2001
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负责人:安田 俊広
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依托单位:
運動が筋小胞体のCa2+-ATPaseに与える影響
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批准号:96J00239
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:安田 俊広
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依托单位:
海外基金