高失業下での自治体雇用政策と年金改革に関する日独実態調査研究

日德高失业率下地方政府就业政策与养老金改革实况研究

• 批准号: 15730028
• 负责人: 上田 真理
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Fukushima University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15730028/
• 关键词: 被用者保険; 平等; 社会国家; 条件整備; 自立の支援と強制; 失業; 被用者保険法非適用雇用; ハルツ法; 基礎保障; 年金改革; 社会法典; 低賃金雇用; 最低生活保障; 年金; 公正な賃金

労働社会が急激に変容していることはわが国でもすでに指摘されている。本研究は、ドイツ法を手がかりにしながら、労働の変容が影響を与える被用者保険法の規範的分析をおこなった。主たる課題は、第1に、労働関係が多様化し、失業を経験することも労働者にとって標準になればなるほど、被用者保険法の正当化が問題になる。そこで、社会保障の権利主体を、労働関係や家族を積極的かつ主体的に形成する自由権の主体として把握し、自由権の主体が人格を発展させるための制度的条件を、国家が「労働」にかかわりどのように整備するべきであるのかを考察することである。第2に、非典型雇用の拡大を直視すれば、わが国でも、被用者保険法の適用が除外される雇用に対する国家規制の必要性を明らかにすることである。第3に、規制対象の主体を、市民一般とするのか、労働者とするのか、という権利主体の人間像である。本研究の成果は、昨年度のドイツ聞き取り調査を踏まえ、成果を論文としてまとめたが、要点は次の通りである。第1に、安定した被用者保険法適用雇用は変容しているが、「社会保険法からの逃亡」には一定の歯止めがかかっている。なかでも、被用者保険法適用の除外が女性に対する間接差別であるという司法判断は注目される。第2に、「ドイツモデル」は、これまで被用者保険を中心とした社会法体系として具体化されてきたが、2001年年金改革法をはじめ、ハルツ4法による労働市場改革を経て転換した。失業者に対する事実上の基本権侵害ともいえる自立の強制なども社会問題化しており、連邦憲法裁判所をはじめとして、訴訟が多く提起されることが必至である。議論の行方を追わなければならない。

The society is eager to accept the challenge. This study analyzes the influence of different contents on the protection of users. The main topic is: First, the relationship between employers and employees is diversified, unemployment is the standard of employment, and the protection of employees is justified. The main body of social protection, the relationship between the family and the positive development of the main body, the main body of freedom, the main body of freedom, the development of personality, the conditions of the system, the state and the "social protection" 2. The necessity of state regulation of atypical employment except for the application of the Employee Protection Law Third, the regulation of the subject, the general public, the public. The results of this research are as follows: 1. Investigation, 2. Results, 3. Main points, 4. Article 1: The stability of the employed person's protection law applies to employment, and the "social protection law" applies to certain aspects. Except for the indirect differences in the application of the law of protection to the accused, the judicial judgment shall be paid attention to. The second is to protect the user from the social law system. The second is to reform the pension system. Unemployed persons are subject to fundamental violations, self-reliance and coercion, social problems, and lawsuits filed by federal constitutional tribunals. The discussion of the direction of action is pursued.

项目成果

被用者保険法適用対象に対する国家規制(2)

国家关于职工保险法所涉科目的规定（二）

• 发表时间: 2006
• 期刊: 行政社会論集 18巻・4号
• 作者: 上田真理

被用者保険法適用対象に対する国家規制(1)

国家关于职工保险法所涉科目的规定（一）

• 发表时间: 2005
• 期刊: 行政社会論集 18巻・2号
• 作者: 上田真理;上田真理
• 通讯作者: 上田真理

上田 真理: "ドイツにおける失業者生活保障法の新展開"行政社会論集. 16巻4号. 91-118 (2004)

Mari Ueda：“德国失业保障法的新发展”，《行政学会杂志》，第 16 卷，第 4. 91-118 期（2004 年）。