実験的世論調査による政治信頼質問の改善

通过实验性民意调查改善政治信任问题

基本信息

批准号：
15730077
负责人：
前田幸男
金额：
$ 2.43万
依托单位：
Tokyo Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2004
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究のデータ収集計画の過程で、従来とは異なる角度から政党支持・内閣支持の意味につき理論的に検討する必要を感じ、集計された世論調査データの推移を実際の国政の変化と対比させつつ検討する作業を行った。1993年以来の政党の離合集散は、政党支持の測定について、いわゆる五五年体制下では必ずしも明確に意識されなかった諸問題を認識する絶好の機会を提供していると考えたからである。その成果は、後掲の「中央調査報」論文に掲載した。また、内閣支持率の推移を検討する過程で、首相・内閣評価の問題について基礎的な情報を収集する必要を感じ、本調査の質問票には小泉首相を支持する・支持しない理由についての自由回答を付け加えた。本研究のデータ収集は計画より数か月遅れたが、予定された三重県松阪市で2004年12月に行われた。2005年1月末にデータは納品され、現在データ・クリーニングを兼ねた記述的分析が行われている。初期段階で注目するべき成果としては、A・Bの分割調査票形式で行った実験において、「政治」と「政府」では、有権者の反応に興味深い差が見られたことである。即ち、「政治」に対する信頼が「政府」に対する信頼よりも若干高めに出るのみならず、「わからない・答えない」の比率は「政治」についての信頼の方が低い。また、社会福祉質問では、「財政が苦しくても」と「増税してでも」という二つの似通った言葉を使い分けたが、そこにおいても統計的に有意な差が確認できた。今後は、分割票の特性を生かして、一体どのような属性の人々が、如何なる条件で異なる反応を示しているのか検討を続ける予定である。本調査で採用した政治知識尺度を利用することで、従来は得られなかった興味深い知見が得られるものと考えている。

在这项研究的数据收集计划中，我们认为有必要从理论上检查与以前不同角度的政党支持和内阁支持的含义，并且我们进行了一项工作，以研究汇编的民意测验数据中的趋势，同时将其与国家政治的实际变化进行比较。这是因为自1993年以来，政党的分离被认为提供了一个绝佳的机会，可以在衡量政党支持方面认识到所谓的55条政权下不一定清楚地意识到的问题。结果发表在下面的“中央研究报告”中。此外，当他考虑了内阁批准率的趋势时，他认为他需要收集有关总理和内阁评估问题的基本信息，并为这项调查中的问卷提供了免费的答案，以了解他为何支持或不支持Koizumi总理。这项研究的数据收集比计划晚几个月晚，但在2004年12月的MIE县举行。数据于2005年1月底提供，目前正在进行描述性分析，该分析也用于数据清洁。要注意的早期结果之一是，在使用A和B部门调查表进行的实验中，“政治”和“政府”之间的选民回应有一个有趣的差异。换句话说，对政治的信任不仅比对政府的信任高一些，而且不理解或回答的人比例低于对政治的信任。此外，在社会福利问题中，使用了两个类似的词：“即使财务很艰难”和“即使税收增加”，但也存在统计学上的显着差异。将来，我们将继续考虑人们在利用分区投票的特征方面对人们的反应不同。我们认为，通过使用本调查中采用的政治知识量表，我们可以获得以前无法使用的有趣见解。