中部山岳に生育する樹木の肥大成長量および年輪構造におよぼす温暖化の影響評価

全球变暖对中部山区树木生长量和年轮结构的影响评估

基本信息

批准号：
16780123
负责人：
安江恒
金额：
$ 2.3万
依托单位：
Shinshu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

南アルプス仙丈ヶ岳および北アルプス乗鞍岳における異なる標高域に生育する,オオシラビソ,シラビソ,コメツガ,トウヒ,ダケカンバを対象とし,計8地点より,成長錐コア試料を採取し,生育地を代表する年輪幅および年輪内年輪内最大密度の時系列(クロノロジー)を構築した。各クロノロジーと過去約100年間の月降水量および月平均気温との関係を単相関分析より解析したところ,同一生育地においても樹種によって気候要素に対する反応が異なること,同一樹種においても,生育標高によって特に夏期の気温に対する反応が異なることなどを明らかにした。今後の成長を予測する為,年輪幅や密度の変動を気候要素によって説明する重回帰式「年輪ー気候要素モデル式」を作成し,有効性を統計的に検証したところ,ダケカンバ年輪幅(生育上限)とコメツガ年輪内最大密度(中間域)におけるモデル式が成立した。100年後に予測される夏期の気温と降水(気温2℃上昇,降水量20%増加)をモデル式に代入したところ,ダケカンバ年輪幅はわずかに減少し,コメツガ年輪内最大密度は現在と大きくは変わらないと推定された。これは,気温上昇による促進効果と降水量の増加(日照の減少)による抑制効果が働き,結果的に現在予測されている程度の気候変化では亜高山帯樹木の肥大成長量に大きな変化が生じない可能性を示す。

Growth cone core samples were collected from a total of eight locations for the species of the roe, the roe, the roe, the spruce, and the roe, which grow at different elevations at Mt. Senjogatake in the Southern Alps and Mt. Norikura in the Northern Alps, and the growth of the roe, from Mt. Norikura in the Northern Alps, and a time series (chronology) of the ring width representing the habitat并构建了环内环内的最大密度。使用单个相关分析分析了过去100年中每种年表与每月降水量与每月平均温度之间的关系，并且发现即使在同一栖息地中，对气候元素的反应也取决于树种的不同，并且对同一树种的温度的反应因同一树种的生长而异。为了预测未来的增长，我们创建了一个多元回归方程“环形气候元素模型方程”，该方程解释了使用气候因素的环宽度和密度的变化，并在统计上验证了其有效性，以及在稻米（Liely Lily）的宽度（生长极限）和最大密度（中等范围）和稻米Hemlock Ring中的最大密度（中等范围）的模型方程。当夏季温度和降水（温度升高2°C，降水增加20％）被取代为模型公式时，骨骼桦木环的宽度略有下降，并且骨骼铁杉环内的最大密度与当前的时间保持不变。这表明，可以实现温度上升的促进作用和降水增加（减少阳光）的抑制作用，因此，在当前预测的气候变化水平中，亚层碱树肿的腹胀生长量可能不会发生重大变化。