単離した大腸腫瘍腺管上皮におけるK-rasコドン12点突然変異の検討
単離した大腸腫瘍腺管上皮におけるK-rasコドン12点突然変異の検討
批准号:
16790384
负责人:
大川内 孝治
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
腺管単離結果;塩酸消去法にて腺管単離を以下のごとく行った。内視鏡的切除により得られた検体をホルマリン固定後、2-3mmの厚さに薄切し、2.5%グルタールアルデヒド(pH7.4)にて3時間洗浄した後、8N HCL 60℃にて60-90分消化し、実体顕微鏡下に同液中で、手作業で単離した。腫瘍腺管の同定のため工藤分類のpit pattern分類に従った。単離腺管とpit patternとの比較では、正常腺管であるI型pitは円柱状・試験管状でpit表面は平滑であり、分岐を伴わなかった。単離腺管の垂直断面は組織学的に正常腺管と確認された。過形成性腺管であるII型pitは、単離にて円柱状に近いが、腺管開口部が広く、腺底部で複数に分岐が見られた。これらの単離腺管も垂直断面の組織学的診断は非腫瘍性であった。腺管腫瘍であるIIILpitは単離では腺管開口部が広く、腺底部に近いほど細く、全体の形が腺管開口部を1辺とする逆三角形の形態をしていた。更に腺管表面は粗い不整が見られた。これらの単離腺管の垂直断面の組織学的診断は腺管腫瘍に一致していた。高度異型腺腫あるいは粘膜内癌の頻度が高いIII s pitは、円柱状だが、腺底部にかけて、やや先細りとなり、腺底部は水平方向に屈曲が見られた。単離腺管の垂直断面は組織学的に腺管腫瘍と診断された。腺管腫瘍または腺管絨毛腫瘍にみられるIV Bpitは単離では逆三角形を呈し、表面に多数の小分枝が見られた。この単離腺管の垂直断の病理組織は腺管絨毛あるいは腺管腫瘍であることを確認した。絨毛腫瘍にみられるIV v pitの単離では、扁平で尚かつ屈曲し、表面に多数の開口部を有する複雑な形状を呈した。この単離腺管は絨毛腫瘍と病理組織学的に確認した。癌を表すV pitの単離腺管は、様々な形態を呈し、表面が粗で多様な突起を持つ。これら単離腺管の垂直断の病理組織は癌であることが確認された。
英文摘要
腺管単離結果;塩酸消去法にて腺管単離を以下のごとく行った。内視鏡的切除により得られた検体をホルマリン固定後、2-3mmの厚さに薄切し、2.5%グルタールアルデヒド(pH7.4)にて3時間洗浄した後、8N HCL 60℃にて60-90分消化し、実体顕微鏡下に同液中で、手作業で単離した。腫瘍腺管の同定のため工藤分類のpit pattern分類に従った。単離腺管とpit patternとの比較では、正常腺管であるI型pitは円柱状・試験管状でpit表面は平滑であり、分岐を伴わなかった。単離腺管の垂直断面は組織学的に正常腺管と確認された。過形成性腺管であるII型pitは、単離にて円柱状に近いが、腺管開口部が広く、腺底部で複数に分岐が見られた。これらの単離腺管も垂直断面の組織学的診断は非腫瘍性であった。腺管腫瘍であるIIILpitは単離では腺管開口部が広く、腺底部に近いほど細く、全体の形が腺管開口部を1辺とする逆三角形の形態をしていた。更に腺管表面は粗い不整が見られた。これらの単離腺管の垂直断面の組織学的診断は腺管腫瘍に一致していた。高度異型腺腫あるいは粘膜内癌の頻度が高いIII s pitは、円柱状だが、腺底部にかけて、やや先細りとなり、腺底部は水平方向に屈曲が見られた。単離腺管の垂直断面は組織学的に腺管腫瘍と診断された。腺管腫瘍または腺管絨毛腫瘍にみられるIV Bpitは単離では逆三角形を呈し、表面に多数の小分枝が見られた。この単離腺管の垂直断の病理組織は腺管絨毛あるいは腺管腫瘍であることを確認した。絨毛腫瘍にみられるIV v pitの単離では、扁平で尚かつ屈曲し、表面に多数の開口部を有する複雑な形状を呈した。この単離腺管は絨毛腫瘍と病理組織学的に確認した。癌を表すV pitの単離腺管は、様々な形態を呈し、表面が粗で多様な突起を持つ。これら単離腺管の垂直断の病理組織は癌であることが確認された。
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