超高磁場3TMRIを用いた初発統合失調症の拡散テンソル解析
超高磁場3TMRIを用いた初発統合失調症の拡散テンソル解析
批准号:
16790677
负责人:
北村 秀明
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
慢性期の統合失調症患者で見出された脳白質異常が,初発患者においても存在するか否か確かめるために,初発患者7名,慢性患者7名,対照正常者14名に対して,関心領域(前頭連合野白質,頭頂連合野白質,前部帯状束,後部帯状束,脳梁膝部,脳梁膨大部,内包)における拡散テンソル画像法を施行した.結果は,正常者と比較して統合失調症(初発患者+慢性患者)の拡散異方性指標fractional anisotropy(FA)は,前頭連合野白質と前部帯状束で有意に低く,頭頂連合野白質と後部帯状束で低い傾向があった.脳梁膝部,脳梁膨大部,内包のFA値については,正常者と違いはなかった.初発患者と慢性患者を直接比較すると,前頭連合野白質と前部帯状束のFA値は同程度であったが,頭頂連合野白質と後部帯状束のFA値は,慢性患者でより低い傾向があった.同時測定された磁気共鳴スペクトロスコピーでは,慢性患者,初発患者,正常者の順で内側前頭皮質のグルタミン酸・グルタミン信号が低かった.また改訂クェクスラー記憶検査を用いた記憶検査成績も,慢性患者,初発患者,正常者の順で不良であった.以上まとめると,初発の統合失調症患者においても,脳白質異常は前頭葉白質を中心に存在するが,グルタミン酸・グルタミン代謝が低下して,認知障害が進行していく慢性化の過程で,白質異常は脳のより後方部にまで拡大すると推測された.拡散テンソル画像で同定された統合失調症の脳白質異常には,発症前から存在しているかもしれない神経発達上の問題と,発症後の後天的神経障害の両方が関与している可能性が示唆された.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
精神科臨床評価検査法マニュアル・画像検査・MRS
精神科临床评估测试方法手册/影像学测试/MRS
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
臨床精神医学(増刊号) (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[北村秀明, 塩入俊樹]
通讯作者:
塩入俊樹
海外基金