ナノ構造制御による資源循環型エコマテリアルの開発
ナノ構造制御による資源循環型エコマテリアルの開発
批准号:
05J04226
负责人:
西尾 美帆子
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
本年度は溶融変形下におけるナノ構造体(イオン結合やイオン凝集体によって形成された構造体)の構造観察と、成形性が悪いポリマーにナノ構造体を含むポリマー(アイオノマー樹脂)をブレンドした際の成形性評価を行った。構造観察では溶融・伸長変形下でのナノ構造体の変化をリアルタイムで観察した。昨年度までの研究から、イオン種の違いによってナノ構造体のサイズや構造体内部の架橋密度が異なることを明らかにした。また2成分のイオン種をブレンドした系では、ブレンド比の違いによって架橋密度が大きく変化した。これにより、レオロジー特性を大きな影響を与えているのはナノ構造体内部の架橋密度にあると考察した。今年度は昨年度の結果をもとに、溶融変形下におけるナノ構造体の変形過程を観察した。小角x線測定は高エネルギー研究機構において自作の溶融伸長装置を設置し、時間経過に伴うナノ構造体の形状変化を調べた。時間の経過(変形量)に伴ってピークが大きくなることから、伸長変形下でナノ構造体が伸長方向に変形したためと考えられる。小角x線測定の結果からは、MgやZnのような2価のイオン種は伸長方向に配列したが、Naはナノ構造体のうちいくつかが崩壊し残った構造体が伸長方向に配列したことがわかった。この結果を伸長粘度特性と比較して検討すると、ナノ構造体を含むポリマーは、構造体が変形し長時間緩和成分となるためひずみ硬化が増大すると考えられる。以上の研究より、良好な成形性を示す要因を明らかにすることができた。次に成形性が生分解性ポリマーやリサイクルペット(再利用ペット)にアイオノマーをブレンドし、レオロジー特性について検討した。その結果、ナノ構造体が汎用ポリマーと相互作用する場合、ブレンドした試料は非相溶系の場合でも効果的に成形性を向上させることがわかった。
英文摘要
本年度は溶融変形下におけるナノ構造体(イオン結合やイオン凝集体によって形成された構造体)の構造観察と、成形性が悪いポリマーにナノ構造体を含むポリマー(アイオノマー樹脂)をブレンドした際の成形性評価を行った。構造観察では溶融・伸長変形下でのナノ構造体の変化をリアルタイムで観察した。昨年度までの研究から、イオン種の違いによってナノ構造体のサイズや構造体内部の架橋密度が異なることを明らかにした。また2成分のイオン種をブレンドした系では、ブレンド比の違いによって架橋密度が大きく変化した。これにより、レオロジー特性を大きな影響を与えているのはナノ構造体内部の架橋密度にあると考察した。今年度は昨年度の結果をもとに、溶融変形下におけるナノ構造体の変形過程を観察した。小角x線測定は高エネルギー研究機構において自作の溶融伸長装置を設置し、時間経過に伴うナノ構造体の形状変化を調べた。時間の経過(変形量)に伴ってピークが大きくなることから、伸長変形下でナノ構造体が伸長方向に変形したためと考えられる。小角x線測定の結果からは、MgやZnのような2価のイオン種は伸長方向に配列したが、Naはナノ構造体のうちいくつかが崩壊し残った構造体が伸長方向に配列したことがわかった。この結果を伸長粘度特性と比較して検討すると、ナノ構造体を含むポリマーは、構造体が変形し長時間緩和成分となるためひずみ硬化が増大すると考えられる。以上の研究より、良好な成形性を示す要因を明らかにすることができた。次に成形性が生分解性ポリマーやリサイクルペット(再利用ペット)にアイオノマーをブレンドし、レオロジー特性について検討した。その結果、ナノ構造体が汎用ポリマーと相互作用する場合、ブレンドした試料は非相溶系の場合でも効果的に成形性を向上させることがわかった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
EVALUATION OF DYNAMIC MELT PHEOLOGICAL PROPERTIES OF IONOMERS BASED ON POLY (ETHYLENE-CO-ACRYLIC ACID) AND POLY (ETHYLENE-CO-METHACRYLIC ACID)
基于聚(乙烯-丙烯酸)和聚(乙烯-甲基丙烯酸)的离聚物的动态熔体流变性能评价
DOI:
--
发表时间:
期刊:
International Journal of Polymeric Materials (In Print)
影响因子:
--
作者:
[小林徹也, 森下喜弘, 冨岡亮太, 合原一幸, Trey K Sato et al., 小林徹也, 小林徹也, Tetsuya J. Kobayashi, Tetsuya J. Kobayashi, 小林徹也, Tetsuya J. Kobayashi, 姜 媛瓊, Akihiro Nishioka, Thomas Kurian]
通讯作者:
Thomas Kurian
The Effect of Metal Cation Types on Zero Shear Viscosities for Ethylene-co-Methacrylic Ionomer
金属阳离子类型对乙烯-甲基丙烯酸离聚物零剪切粘度的影响
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Journal of Society of Rheology Japan 33・4
影响因子:
--
作者:
[小林徹也, 森下喜弘, 冨岡亮太, 合原一幸, Trey K Sato et al., 小林徹也, 小林徹也, Tetsuya J. Kobayashi, Tetsuya J. Kobayashi, 小林徹也, Tetsuya J. Kobayashi, 姜 媛瓊, Akihiro Nishioka]
通讯作者:
Akihiro Nishioka
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