甲殻類の脱皮抑制ホルモン受容体の同定とそれに基づいた脱皮制御機構の解明
甲殻類の脱皮抑制ホルモン受容体の同定とそれに基づいた脱皮制御機構の解明
批准号:
05J11933
负责人:
浅妻 英章
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
MIH受容体遺伝子の取得を目指し、前年度に引き続いて発現クローニング法を用い、MIH受容体遺伝子の探索を行った。しかし、MIHに特異的に結合し、MIH受容体であると思われるクローンを得ることはできなかった。MIH受容体の下流で、MIH刺激によって標的器官であるY器官細胞内で変動するシグナル伝達因子として、cGMPを同定した。次に、cGMPを産生する分子としてグアニル酸シクラーゼ(GC)が機能していることが予想されたため、Y器官におけるGCの解析を行った。GCには受容体として機能する膜型GCと、可溶性GCの2種類が存在する。可溶性GC特異的な阻害剤であるODQを用いたところ、MIHのシグナル伝達には変化が見られなかった。よって、MIH刺激によってcGMPの産生を行っているのは膜型GCであることが示唆された。次に、Y器官からGCをコードするcDNAのクローニングを行い、3種類のcDNAを得た。また、Y器官以外からは2種類の合計5種類のGC cDNAを取得した。このうち、MIHの標的組織であるY器官で最も転写量が多いのはMjGC1であった。しかし、MjGC1の発現分布は組織特異性を示さず、この分子自体はMIH受容体ではないと予想された。よって、MIH受容体はGCではなく、MIHとMjGC1を繋ぐアダプター分子のような役割を果たしているものと考えている。また、脱皮ホルモン生合成遺伝子のひとつであるphantomのcDNAをクルマエビY器官から同定し、その発現がY器宮に特異的であること、脱皮周期に応じた発現変動を示すことを明らかにした。さらに、phantomの転写量はMIHによって抑制されることを示した、よって、MIHの脱皮抑制活性は脱皮ホルモン生合成遺伝子の転写抑制によって生じていることが示唆された。
英文摘要
MIH受容体遺伝子の取得を目指し、前年度に引き続いて発現クローニング法を用い、MIH受容体遺伝子の探索を行った。しかし、MIHに特異的に結合し、MIH受容体であると思われるクローンを得ることはできなかった。MIH受容体の下流で、MIH刺激によって標的器官であるY器官細胞内で変動するシグナル伝達因子として、cGMPを同定した。次に、cGMPを産生する分子としてグアニル酸シクラーゼ(GC)が機能していることが予想されたため、Y器官におけるGCの解析を行った。GCには受容体として機能する膜型GCと、可溶性GCの2種類が存在する。可溶性GC特異的な阻害剤であるODQを用いたところ、MIHのシグナル伝達には変化が見られなかった。よって、MIH刺激によってcGMPの産生を行っているのは膜型GCであることが示唆された。次に、Y器官からGCをコードするcDNAのクローニングを行い、3種類のcDNAを得た。また、Y器官以外からは2種類の合計5種類のGC cDNAを取得した。このうち、MIHの標的組織であるY器官で最も転写量が多いのはMjGC1であった。しかし、MjGC1の発現分布は組織特異性を示さず、この分子自体はMIH受容体ではないと予想された。よって、MIH受容体はGCではなく、MIHとMjGC1を繋ぐアダプター分子のような役割を果たしているものと考えている。また、脱皮ホルモン生合成遺伝子のひとつであるphantomのcDNAをクルマエビY器官から同定し、その発現がY器宮に特異的であること、脱皮周期に応じた発現変動を示すことを明らかにした。さらに、phantomの転写量はMIHによって抑制されることを示した、よって、MIHの脱皮抑制活性は脱皮ホルモン生合成遺伝子の転写抑制によって生じていることが示唆された。
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会议论文
クルマエビ脱皮抑制ホルモンによるcGMP産生に蘭与するグアニル酸シクラーゼの解析
鸟苷酸环化酶对虾蜕皮抑制激素产生 cGMP 的贡献分析
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[浅妻 英章, 永田 晋治, 長澤 寛道]
通讯作者:
長澤 寛道
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