急激な温度変化によるコレステリック液晶の過渡的パターン形成
急激な温度変化によるコレステリック液晶の過渡的パターン形成
批准号:
16740242
负责人:
吉岡 伸也
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
プラナー配向を持つコレステリック液晶は、急激な温度変化にさらされると、空間的な綱目パターンを発生させる。その原因は、もともと強く温度に依存するらせんピッチが、温度変化に追随できないことに関係していると考えられる。本研究では、比較的低分子なコレステリック液晶cholesteryl oleyl carbonateをサンプルに選び、空間パターン生成の観察と透過光・反射光の分光測定を行った。また、温度を一定に保ち平衡状態での液晶分子の配向揺らぎダイナミクスを調べるため、光子相関実験法を行った。透過光スペクトルの形状から、液晶内部の配向構造に関する情報を得ることができる。実際、網目状パターンの発生は、その構造に対応するスペクトル成分の出現として確認することができる(Molecular Liquids & Liquid Crystals誌に発表)。測定の結果、およそ0.5mK/s程度よりも速い上昇率で温度上昇させた場合にパターンが発生することがわかった。この閾値の存在は、フランクの自由エネルギーを用いて考察することができる。温度の変化は平衡らせんピッチの変化に対応するため、急激な温度上昇は液晶の配向運動の一つであるツイストモードを励起する。したがって、温度の上昇速度が、平衡点に戻ろうとする液晶配向の緩和時間に比べて十分速い場合、系は自由エネルギー曲面の高くまで励起され、パラポリックな領域を超えて、他の極小状態へ落ち込んでいくと考えられる。これが、プラナー構造の不安定化である。この考えを確かめるため、光子相関実験法により液晶分子の配向揺らぎの緩和時間を測定した。その結果、およそ150ms程度の遅い緩和時間が観測され、閾値に対応する温度率では、確かに大きな振幅のツイストモードが生成されることが確認された。(Ferroelectrics誌に発表予定)
英文摘要
プラナー配向を持つコレステリック液晶は、急激な温度変化にさらされると、空間的な綱目パターンを発生させる。その原因は、もともと強く温度に依存するらせんピッチが、温度変化に追随できないことに関係していると考えられる。本研究では、比較的低分子なコレステリック液晶cholesteryl oleyl carbonateをサンプルに選び、空間パターン生成の観察と透過光・反射光の分光測定を行った。また、温度を一定に保ち平衡状態での液晶分子の配向揺らぎダイナミクスを調べるため、光子相関実験法を行った。透過光スペクトルの形状から、液晶内部の配向構造に関する情報を得ることができる。実際、網目状パターンの発生は、その構造に対応するスペクトル成分の出現として確認することができる(Molecular Liquids & Liquid Crystals誌に発表)。測定の結果、およそ0.5mK/s程度よりも速い上昇率で温度上昇させた場合にパターンが発生することがわかった。この閾値の存在は、フランクの自由エネルギーを用いて考察することができる。温度の変化は平衡らせんピッチの変化に対応するため、急激な温度上昇は液晶の配向運動の一つであるツイストモードを励起する。したがって、温度の上昇速度が、平衡点に戻ろうとする液晶配向の緩和時間に比べて十分速い場合、系は自由エネルギー曲面の高くまで励起され、パラポリックな領域を超えて、他の極小状態へ落ち込んでいくと考えられる。これが、プラナー構造の不安定化である。この考えを確かめるため、光子相関実験法により液晶分子の配向揺らぎの緩和時間を測定した。その結果、およそ150ms程度の遅い緩和時間が観測され、閾値に対応する温度率では、確かに大きな振幅のツイストモードが生成されることが確認された。(Ferroelectrics誌に発表予定)
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Spatial pattern formation induced by rapid temperature change in a cholesteric liquid crystal
胆甾型液晶中快速温度变化引起的空间图案形成
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Molecular Crystals and Liquid Crystals 435
影响因子:
--
作者:
[S.Yoshioka, N.Okamoto S.Kinoshita]
通讯作者:
N.Okamoto S.Kinoshita
タマムシは本当に玉虫色か?-角度変化が少ない干渉色の研究
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批准号:18740261
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:吉岡 伸也
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依托单位:
フェムト秒光パルス列で励起された非線形フォノンによる相転移の研究
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批准号:99J05358
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1999
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负责人:吉岡 伸也
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依托单位:
フェムト秒パルス誘導散乱法の開発とそれによる水素モードダイナミクスの研究
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批准号:96J01310
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:吉岡 伸也
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依托单位:
海外基金