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大腸癌予後に関与する転写因子の同定と分子標的治療の可能性

大腸癌予後に関与する転写因子の同定と分子標的治療の可能性
结直肠癌预后相关转录因子的鉴定及分子靶向治疗的可能性
批准号:
17790937
负责人:
鳥越 貴行
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006

项目摘要

项目成果

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近年、癌治療において遺伝子発現プロファイルに基づいたオーダーメイド治療や分子標的治療が登場し脚光を浴びているものの、膨大な遺伝子情報の中から癌治療における有用な標的遺伝子を同定することは極めて困難であるため、いまだ有効な遺伝子治療法は確立されていないのが現状である。我々はこれまで癌細胞の増殖や浸潤・転移、薬剤耐性、アポトーシスに関連する転写因子を同定し、それら遺伝子群の発現制御機構の解明を進めてきた。その転写因子の1つにOct1が挙げられる。Oct1は細胞増殖や細胞障害ストレスとの関連が報告されているが、癌細胞におけるOct1の機能や標的遺伝子群はまだ解明されていない。そこで今回我々は、転写因子Oct1に着目し、大腸癌手術症例の予後因子としての可能性を検討した。当教室で施行された大腸癌手術症例(105例)の大腸切除標本を使用し、抗Oct1抗体を用いた免疫組織染色を行い、予後との相関を検討した。癌部における転写因子Oct1の発現と予後とは有意な相関関係を示した(単変量解析にてp=0.0066、多変量解析にてp=0.O111)。Kaplan-Meier法によるOct1高発現症例の5年生存率は61.7%に対して、低発現症例では86.4%であった(Logrank検定にてp=0.0040)。また免疫組織染色にてOct1が高発現していた症例では確かにOct1蛋白の発現量も増加していることをウエスタン・ブロット法にて確認した。また大腸癌細胞株を使用したDNAマイクロアレイを行い、現在Oct1の標的遺伝子群の同定を進めている。今後は転写因子Oct1の標的遺伝子群を同定し、癌治療における分子標的の可能性を追求する。Oct1に着目したゲノムワイドな解析を行うことで新しい分子標的の探索や創薬に寄与するべく更なる検討を続けたい。
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