食物認知が口腔期嚥下に及ぼす影響について
食物認知が口腔期嚥下に及ぼす影響について
批准号:
17791426
负责人:
田中 栄士
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
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英文摘要
健常者には,嚥下運動をスムーズに行える一定の嚥下量すなわち至適嚥下量があると言われている.私は,液体嚥下時の下顎運動と嚥下圧を同時に記録し,口腔期から咽頭期への嚥下動態を経時的に観察した結果,嚥下量の多い瘍合,最大口睦内圧と最大中咽頭圧との時間差が短縮し,やがて逆転現象が生じることを報告した.今回は,逆転現象が生じたときの各被験者の嚥下量に着目し,その嚥下量前後での嚥下動態を比較することによって,至適嚥下量時の口腔内圧の特徴を明らかにすることを目的とした.方法:被験者は嚥下機能に問題を認めない健康な成人男性5名(平均年齢27歳)とした.口腔内圧の測定にはMiller社製マイク頁チップ圧力トランデューサー(MPC-500)を用い実験床に固定した.中咽頭圧の測走にはMiller社製マイクロチップ圧力トランデューサー(SPC-760)を用いた.被験運動は一回嚥下で,数種類の水量を嚥下させた.得られた波形をパーソナルコンピュータに取り込み分析を行った.結果.:(1)従来の報告と同様に嚥下量が多い場合で逆転現象が起こりやすかった.しかし,逆転現象が起こる境界となる嚥下量が存在するのではなく,一般に至適嚥下量と思われる10ml,20mlにおいても逆転現象が認められた.(2)逆転現象前後を比較した結果;最大口腔内圧には差が認められず,作用時間,積分値では逆転現象後に有意に小さな値を示した.よって嚥下量が多い場合では,嚥下物に対して,口腔の働きがより少なくなると考えられる.この結果から口腔内圧の積分値,作用時間を分析することによって,至適嚥下量の判別の可能性が示唆された.
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