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新たなミエリン形成機構のシグナルカスケードに基づく脱髄/再生メカニズムの解明

新たなミエリン形成機構のシグナルカスケードに基づく脱髄/再生メカニズムの解明
基于新髓磷脂形成机制的信号级联阐明脱髓鞘/再生机制
批准号:
17700361
负责人:
清和 千佳
金额:
$2.3万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
ミエリンの形成は発達段階のミエリンの新生に始まり、成人脳では脱髄と再ミエリン化を繰り返しながら機能するミエリンを生涯にわたって維持することができる。初期のミエリン形成のトリガー分子がFcR/Fynであることはすでに明らかにしたが、さらにこれらのトリガー分子は脱髄や再ミエリン化の過程(ミエリンのリモデリング機構)でも重要であると考え、野生型マウスおよびFcR/Fynを欠損したダブルミュータントマウスに0.2%カプリゾン混入餌を5週間与えて脱髄モデルマウスを作製し、さらにカプリゾン混入餌から普通餌に戻して2週間飼育し再ミエリン化モデルマウスを作製した。これらのモデル動物で実際に脱髄と再ミエリン化が起こっているかどうかを脳組織切片を作製し、電子顕微鏡等で大脳白質のミエリンを調べたところ、野生型マウスではカプリゾン投与5週間目で著しいミエリンの崩壊がみられ、普通餌に戻した脳ではミエリンの再生している様子がみられた。しかしミュータントマウスの脳では変化がみられないことがわかった。次に、脱髄と再ミエリン化のときに、FcRとFynの発現に変化がみられるかどうかをそれぞれの脳からミエリンを抽出してウェスタンブロットで調べた。野性型ではカプリゾン投与5週目でFcR、Fynともにその発現が消失しており、ミエリンの再生化が行われると再び発現がもとどおりになることがわかった。これらの結果により、ミエリンの新生だけでなくカプリゾン投与による脱髄/再生のモデルマウスにおいてもトリガー分子であるFcRとFynが重要な役割を果たしていることが明らかになった。そして生化学的な解析の結果、脱髄とミエリン再生が起こるときにマーカーとなるミエリンを構成するタンパク質は、特に発現が顕著に変化し、リン酸化・脱リン酸化の変化を受けるミエリン塩基性タンパク(MBP)の21.5kDaアイソフォームであることがわかった。
英文摘要
ミエリンの形成は発達段階のミエリンの新生に始まり、成人脳では脱髄と再ミエリン化を繰り返しながら機能するミエリンを生涯にわたって維持することができる。初期のミエリン形成のトリガー分子がFcR/Fynであることはすでに明らかにしたが、さらにこれらのトリガー分子は脱髄や再ミエリン化の過程(ミエリンのリモデリング機構)でも重要であると考え、野生型マウスおよびFcR/Fynを欠損したダブルミュータントマウスに0.2%カプリゾン混入餌を5週間与えて脱髄モデルマウスを作製し、さらにカプリゾン混入餌から普通餌に戻して2週間飼育し再ミエリン化モデルマウスを作製した。これらのモデル動物で実際に脱髄と再ミエリン化が起こっているかどうかを脳組織切片を作製し、電子顕微鏡等で大脳白質のミエリンを調べたところ、野生型マウスではカプリゾン投与5週間目で著しいミエリンの崩壊がみられ、普通餌に戻した脳ではミエリンの再生している様子がみられた。しかしミュータントマウスの脳では変化がみられないことがわかった。次に、脱髄と再ミエリン化のときに、FcRとFynの発現に変化がみられるかどうかをそれぞれの脳からミエリンを抽出してウェスタンブロットで調べた。野性型ではカプリゾン投与5週目でFcR、Fynともにその発現が消失しており、ミエリンの再生化が行われると再び発現がもとどおりになることがわかった。これらの結果により、ミエリンの新生だけでなくカプリゾン投与による脱髄/再生のモデルマウスにおいてもトリガー分子であるFcRとFynが重要な役割を果たしていることが明らかになった。そして生化学的な解析の結果、脱髄とミエリン再生が起こるときにマーカーとなるミエリンを構成するタンパク質は、特に発現が顕著に変化し、リン酸化・脱リン酸化の変化を受けるミエリン塩基性タンパク(MBP)の21.5kDaアイソフォームであることがわかった。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ミエリン化の機構とその異常
髓鞘形成机制及其异常
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 生体の科学 57・3(印刷中)
影响因子: --
作者: [清和千佳, 阿相皓晃]
通讯作者: 阿相皓晃
知的機能の老化・加齢変化-脳機能の加齢による変化
衰老和与年龄相关的智力功能变化 - 与年龄相关的大脑功能变化
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 臨床検査 50・9
影响因子: --
作者: [Seiwa, C. et al., 清和千佳他, 清和千佳他]
通讯作者: 清和千佳他
DOI: 10.1016/j.neulet.2004.12.066
发表时间: 2005-05-06
期刊: NEUROSCIENCE LETTERS
影响因子: 2.5
作者: [Nakahara, J, Seiwa, C, Aiso, S]
通讯作者: Aiso, S
老齢脳におけるミエリン形成の分子機構
老年大脑髓鞘形成的分子机制
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 生体の科学 57・3
影响因子: --
作者: [Seiwa, C. et al., 清和千佳他]
通讯作者: 清和千佳他