嚥下造影に代わる嚥下機能障害の画像的評価法の開発
嚥下造影に代わる嚥下機能障害の画像的評価法の開発
批准号:
17700439
负责人:
西嶋 一智
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
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英文摘要
本年度は嚥下障害を有する患者において実際に新しい検査方法を施行した。本年壌、当院リハビリテーション科では嚥下障害の患者に対して日常の臨床検査としてビデオ嚥下造影検査(以下、VF)を79人のべ179件施行した。このうち、適応基準を満たして除外基準に該当しないもので本研究への参加を承諾された8人のべ21件に対して、VFに付加する形で本研究の検査を施行した。結果は、VF直後に施行したX線単純写真の喉頭正面像および側面像で、咽頭残留は反復嚥下で残留が解消できなかった症例において良好に検出できたが、誤嚥については検出ができなかった。また、VF直後および翌日に施行した胸部正面像では、咽頭残留や誤嚥に関連した所見の変化は検出できなかった。これは現像されたフィルムをそのまま目視で比較しても、コンピューターで画像処理を施して比較した場合でも同様であった。経過中に誤嚥性肺炎による熱発を生じた被検者はいなかった。本研究の検査で誤嚥の検出が不良であった原因としては、VFで生じた誤嚥がない、またはごく微量であったため、その微量の造影剤により追加された陰影は胸部正面像における元々の正常陰影との鑑別が困難で、所見の変化として捉えられなかったと考えられる。もし誤嚥の量が多ければ誤嚥した造影剤を胸部正面像で捉えることは容易になったであろうと思われる。当科はVFに熟練しているため誤嚥を最小限に抑えることができているが、嚥下機能評価に精通していない施設では誤嚥の量が増える可能性が考えられ、その場合には誤嚥を検出できる可能性はあるだろうと推察する。また、、咽頭残留の検出は、晦床上問題となりやすい「反復嚥下で解消できない咽頭残留」を検出することができているため、検査の有用性はあると考える。なお、本研究の成果は第44回日本リハビリテーション医学会学術集会で発表する予定である。
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