細胞内プロテアーゼが関与する神経変性疾患の防御に対する栄養生化学的アプローチ
細胞内プロテアーゼが関与する神経変性疾患の防御に対する栄養生化学的アプローチ
批准号:
17700579
负责人:
多田 司
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
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英文摘要
【目的】これまでに脳を短時間の虚血状態にすることにより、海馬のCA-1領域の神経細胞が選択的に脱落することが明らかとなっている。本研究では、脳老化のモデルとして一過性虚血による神経細胞死を用い、栄養条件、特に蛋白質・アミノ酸栄養による神経細胞死への防御効果について検討した。【方法】8週齢Wistar系雄性ラットをAIN-93G組成に基づいた20%カゼイン飼料で4日間予備飼育した後、体重により2群に分け、20%カゼイン飼料あるいは20%カゼイン飼料に1.5%のシステインを添加した飼料を与え飼育した。それぞれの飼料による飼育開始後5、6日目にモリス水迷路試験による空間認知試験を行い、7日目に10分間の脳虚血を行った。10分後血液を再還流させ、虚血から12時間後、24時間後及び72時間後に脳を摘出し、海馬中の神経伝達物質としてモノアミン類をそれぞれ測定した。また、72時間後はモリス水迷路を用いたトランスファーテストを行った。【結果】カゼイン群とシステイン添加群において虚血前の空間認知試験の結果に差は見られなかった。海馬中のモノアミン量についてはノルエピネフリンはカゼイン群とシステイン添加群ともに虚血12時間後、24時間後と72時間後で大きな変化は見られず、群間で有意差は見られなかった。エピネフリンはシステイン添加群で24時間後、72時間後と時間が経過するにつれて増加したが、カゼイン群では変化が見られなかった。ドーパミンはドーパミンの代謝率がカゼイン群で虚血12時間後に有意に低下していたが、システイン添加群ではそのような低下は見られなかった。72時間後のモリス水迷路によるトランスファーテストはシステイン添加群でより高い記憶の保持が確認された。以上の結果からシステイン添加による神経細胞死の防御効果が示唆された。
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