カルボキシル基を利用した有機分子の銅配線上への自在配置に関する研究
カルボキシル基を利用した有機分子の銅配線上への自在配置に関する研究
批准号:
17710105
负责人:
柳生 進二郎
金额:
$1.92万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
本年度は、照射する有機分子のエネルギーや吸着している有機分子の活性度などを制御し非平衡状態を利用し、分子組み立てにおける化学反応についての検討を行う。銅表面にコハク酸のカルボキシル基の両方がイオン化している吸着状態(Bisuccinate)に並進エネルギーを制御した二重結合を持つCH2=CHCH3分子を照射しその反応性(付加反応)について実験を行った。これは、CH2=CHCH3分子の2重結合が破れ、有機合成で言う"付加反応"をコハク酸吸着分子と起こることを期待して行ったものである。その結果、用いたエネルギー範囲(0.3eV)では付加反応は起きなかった。この原因として入射したエネルギーの多くは、吸着していた分子にフォノンエネルギーとして与えてしまい、2重結合の解離には使われなかったと考えられる。分子衝突モデルより考えると入射する分子に質量にも依るが、およそ入射エネルギー2割程度は、フォノンへ散逸することがわかった。また一方、表面に配列吸着している有機分子の活性度を上げるためには、分子のHOMO-LUMOギャップエネルギーに近い紫外線の照射が有効である。しかし、紫外線照射によって分子の相互作用を助けるのでなく、分子自身が壊れてしまう可能性がある。そこで、アルミナ及び金表面に吸着させたリン酸基を含むフェニルリン酸の紫外線照射損傷について検討を行った。その結果、紫外線による分子の損傷は観測されなかった。一方、表面と強い化学結合を作らない系(金表面)では、局所的に紫外線により表面が加熱されたためその熱により分子の脱離が観測された。これらの結果は、分子素子開発や分子認識などにおける、吸着分子-分子の相互作用(化学反応)や、その過程の解明のための基礎的な知見であると考えられる。
英文摘要
本年度は、照射する有機分子のエネルギーや吸着している有機分子の活性度などを制御し非平衡状態を利用し、分子組み立てにおける化学反応についての検討を行う。銅表面にコハク酸のカルボキシル基の両方がイオン化している吸着状態(Bisuccinate)に並進エネルギーを制御した二重結合を持つCH2=CHCH3分子を照射しその反応性(付加反応)について実験を行った。これは、CH2=CHCH3分子の2重結合が破れ、有機合成で言う"付加反応"をコハク酸吸着分子と起こることを期待して行ったものである。その結果、用いたエネルギー範囲(0.3eV)では付加反応は起きなかった。この原因として入射したエネルギーの多くは、吸着していた分子にフォノンエネルギーとして与えてしまい、2重結合の解離には使われなかったと考えられる。分子衝突モデルより考えると入射する分子に質量にも依るが、およそ入射エネルギー2割程度は、フォノンへ散逸することがわかった。また一方、表面に配列吸着している有機分子の活性度を上げるためには、分子のHOMO-LUMOギャップエネルギーに近い紫外線の照射が有効である。しかし、紫外線照射によって分子の相互作用を助けるのでなく、分子自身が壊れてしまう可能性がある。そこで、アルミナ及び金表面に吸着させたリン酸基を含むフェニルリン酸の紫外線照射損傷について検討を行った。その結果、紫外線による分子の損傷は観測されなかった。一方、表面と強い化学結合を作らない系(金表面)では、局所的に紫外線により表面が加熱されたためその熱により分子の脱離が観測された。これらの結果は、分子素子開発や分子認識などにおける、吸着分子-分子の相互作用(化学反応)や、その過程の解明のための基礎的な知見であると考えられる。
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N-AcetylglycineのCu(110)表面での吸着状態と仕事関数
N-乙酰甘氨酸在Cu(110)表面的吸附状态和功函数
DOI:
10.1380/jsssj.27.380
发表时间:
2006
期刊:
Hyomen Kagaku
影响因子:
--
作者:
[柳生 進二郎, 道子 吉武, 豊裕 知京]
通讯作者:
豊裕 知京
アルミナ表面でのフェニルリン酸の吸着構造
磷酸苯酯在氧化铝表面的吸附结构
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柳生進二郎, 吉武道子, 知京豊裕, 柳生進二郎]
通讯作者:
柳生進二郎
Cu(110)表面でのトリカルボン酸の吸着状態
三羧酸在Cu(110)表面的吸附状态
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柳生進二郎, 吉武道子, 知京豊裕, 柳生進二郎, 柳生進二郎]
通讯作者:
柳生進二郎
グルタル酸及び無水グルタル酸のCu(110)表面での吸着構造
Cu(110)表面戊二酸和戊二酸酐的吸附结构
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
JOURNAL OF THE VACUUM SOCIETY OF JAPAN 50
影响因子:
--
作者:
[柳生進二郎, 吉武道子, 知京豊裕]
通讯作者:
知京豊裕
Cu(110)表面でのハイドロムコン酸の吸着状態
Cu(110)表面氢粘康酸的吸附状态
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
JOURNAL OF THE VACUUM SOCIETY OF JAPAN 49
影响因子:
--
作者:
[柳生進二郎, 吉武道子, 知京豊裕]
通讯作者:
知京豊裕
共 9 条
単色分子線技術を用いた表面新物質相の創成に関する研究
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批准号:98J07006
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.73万
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财政年份:1998
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负责人:柳生 進二郎
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依托单位:
海外基金