湖沼・貯水池での底質生態系のモデル化と水質予測に関する研究
湖沼・貯水池での底質生態系のモデル化と水質予測に関する研究
批准号:
17760413
负责人:
東野 誠
金额:
$1.98万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
平成19年度は,平成18年度と平成17年度の結果を踏まえて,底泥内部での生物過程をモデル化し,溶存酸素の収支と窒素の変換過程,および微生物の増殖を予測するためのモデルを構築した.底泥直上の水柱から底泥表面へと移動するDOのフラックス(SOD:Sedimentary Oxygen Demand)推定に際しては,従来,申請者らが検討を行い,構築した境界層モデルを用いる.他方,底泥内部での物質移動に関しては,平成17年度に底質が細砂,あるいは粗砂の場合を想定して,底泥表面の乱れの底泥内部への伝達とそれによる物質移動への影響をコンピュータシミュレーションを行い,調べた.平成18年度は,底質が有機泥(ヘドロ)の場合を想定して,底泥直上の乱れの底泥内部への伝達とそれによる物質移動,生物過程への影響に関して,コンピュータシミュレーションによる検討を行った.平成19年度は,有機泥,粘土,シルト,細砂,および粗砂と幅広い底質条件での,底質内部での物質移動と微生物の代謝に伴う物質変換過程について検討を行った.とりわけ,底質直上の乱れの底質内部への浸透と伝達,およびそれによる物質移動への影響を調べた結果,底質が有機泥,粘土,および砂に係わらす周期の短い(高周波)成分ほど,底泥内部で急速に減衰することを明らかにした.次に,底泥の粘度の影響について,底質が細砂,粗砂の場合には,粘度が大きいほど乱れは底泥内部で急速に減衰する.一方,底泥が有機泥の場合,粘度か大きいほど乱れは底泥内部で減衰しにくく,より深部へと伝達されることを明らかにした.底泥内部での生物過程に関して,従属栄養細菌による好気性状態での有機物質の酸化とそれに伴う溶存酸素消費過程,および窒素の変換過程に着目して,モデルを構成し,前述の境界層モデル,および底質内部での物質移動に及ぼす底質直上の乱れの解析結果と対応させて,湖沼や貯水池の水・底泥境界面近傍での溶存酸素収支を予測するためのモデルを構築した.本モデルにより推定された水・底泥境界面近傍での溶存酸素濃度分布と微小酸素電極による実測値とを比較したところ,モデルによる推定値は実験結果を良好に再現した.
英文摘要
平成19年度は,平成18年度と平成17年度の結果を踏まえて,底泥内部での生物過程をモデル化し,溶存酸素の収支と窒素の変換過程,および微生物の増殖を予測するためのモデルを構築した.底泥直上の水柱から底泥表面へと移動するDOのフラックス(SOD:Sedimentary Oxygen Demand)推定に際しては,従来,申請者らが検討を行い,構築した境界層モデルを用いる.他方,底泥内部での物質移動に関しては,平成17年度に底質が細砂,あるいは粗砂の場合を想定して,底泥表面の乱れの底泥内部への伝達とそれによる物質移動への影響をコンピュータシミュレーションを行い,調べた.平成18年度は,底質が有機泥(ヘドロ)の場合を想定して,底泥直上の乱れの底泥内部への伝達とそれによる物質移動,生物過程への影響に関して,コンピュータシミュレーションによる検討を行った.平成19年度は,有機泥,粘土,シルト,細砂,および粗砂と幅広い底質条件での,底質内部での物質移動と微生物の代謝に伴う物質変換過程について検討を行った.とりわけ,底質直上の乱れの底質内部への浸透と伝達,およびそれによる物質移動への影響を調べた結果,底質が有機泥,粘土,および砂に係わらす周期の短い(高周波)成分ほど,底泥内部で急速に減衰することを明らかにした.次に,底泥の粘度の影響について,底質が細砂,粗砂の場合には,粘度が大きいほど乱れは底泥内部で急速に減衰する.一方,底泥が有機泥の場合,粘度か大きいほど乱れは底泥内部で減衰しにくく,より深部へと伝達されることを明らかにした.底泥内部での生物過程に関して,従属栄養細菌による好気性状態での有機物質の酸化とそれに伴う溶存酸素消費過程,および窒素の変換過程に着目して,モデルを構成し,前述の境界層モデル,および底質内部での物質移動に及ぼす底質直上の乱れの解析結果と対応させて,湖沼や貯水池の水・底泥境界面近傍での溶存酸素収支を予測するためのモデルを構築した.本モデルにより推定された水・底泥境界面近傍での溶存酸素濃度分布と微小酸素電極による実測値とを比較したところ,モデルによる推定値は実験結果を良好に再現した.
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Effects of feeding behavior of Ayu, plecoglossus altivelis, on growth rate of attac hed algae in rivers
香鱼摄食行为对河流中藻类生长速率的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
2nd International Symposium on Dynamical Systems Theory and Its Applications to Biology and Environmental Sciences, P-EN-1, Hamamatsu, Japan, 2007 (CD-ROM)
影响因子:
--
作者:
[Nagaya, T., Shiraishi, Y., Onitsuka, K., Higashino, M., Takami, T., Matoba, S., Akiyama, J., Akaki, Y., and Ozeki, H]
通讯作者:
H
アユの産卵に適した浮き石状態の発生条件
创造适合香鱼产卵的浮石条件
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
環境工学研究論文集
影响因子:
--
作者:
[鬼束幸樹, 永矢貴之, 白石芳樹, 東野 誠, 高見 徹, 的場眞二, 秋山壽一郎, 尾関弘明, 畑中弘憲, 中川由美子]
通讯作者:
中川由美子
Suitable Condition for "Ayu" Habitat and Ecosystem in Urban River
城市河流“香鱼”栖息地及生态系统的适宜条件
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Proc. of International Conference on Ecological Modelling 2006 in YAMAGUCHI 074
影响因子:
--
作者:
[Unitsuka, K., Higashino, M., Takami, T.他]
通讯作者:
T.他
アユの生息に適した河川環境の統計的解明
适合香鱼栖息的河流环境统计分析
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
環境システム研究論文集 Vol.35
影响因子:
--
作者:
[鬼束幸樹, 永矢貴之, 白石芳樹, 東野 誠, 高見 徹, 的場眞二, 秋山壽一郎, 尾関弘明, 中川由美子]
通讯作者:
中川由美子
A proposal of river improvement project considering spawning of Ayu, plecoglossus altivelis, in Osegawa River
考虑大濑川香鱼产卵的河流改善工程提案
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Proc. of 32th Congress of IAHR, Venice, Italy, 2007 (CD-ROM)
影响因子:
--
作者:
[Shiraishi, Y., Nagaya, T., Onitsuka, K., Higashino, M., Takami, T., Matoba, S., and Akiyama, J]
通讯作者:
J
共 24 条
流域治水における水田利用が水環境に及ぼす影響の定量的評価
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批准号:24K07691
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2024
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负责人:東野 誠
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依托单位:
水・底泥間での物質移動における生物過程の定量化
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批准号:14750436
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2002
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负责人:東野 誠
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依托单位:
現地観測に基づく水・底泥間での溶存酸素・栄養塩の移動フラックス推定手法の構築
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批准号:12750468
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:東野 誠
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依托单位:
海外基金