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悪性腫瘍への治療と永久歯形成障害との関連に関する研究

悪性腫瘍への治療と永久歯形成障害との関連に関する研究
恶性肿瘤治疗与恒牙形成障碍关系的研究
批准号:
18791542
负责人:
工藤 理子
金额:
$1.93万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008

项目摘要

项目成果

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英文摘要
本年度は調査対象者(再生不良性貧血や骨髄異形成症候群も調査対象とした)のうち化学療法のみ行った群(11名)末梢血幹細胞移植を行った群(4名)非血縁者間同種骨髄移植を行った群(4名)に分類可能な小児悪性腫瘍経験者(19名)に関して、永久歯の萌出状況とその形成段階および形成障害(永久歯の欠如、矮小歯、歯根の短根化)の有無を調査した。また、治療を受けた時点での歯の発育段階を推測し、発育段階別に発症した形成障害を歯単位で調査した。疾患の内訳としてはALL(8名)、横紋筋肉腫(3名)、悪性リンパ腫(2名)、肝芽腫(2名)神経芽細胞腫(1名)、未分化胚細胞腫(右卵巣)(1名)、再生不良性貧血(1名)、骨髄異形成症候群(1名)であった。これら対象者のうち3名(15.8%)には歯の形成障害が認められず、16名(84.2%)には1歯以上の形成障害が認められた。さらに1歯以上の形成障害が認められた16名のうち5名(26.3%)には全顎にわたる永久歯の形成障害が認められた。形成障害が認められた歯(149歯)でもっとも多く認められたのは短根歯(106歯;71.1%)で、次いで矮小歯(28歯;18.8%)、欠如歯(15歯;10.1%)であった。悪性腫瘍の治療内容別にみると、通常の化学療法では限局した歯に欠如、矮小歯などの形成障害がみられ、非血縁者間同種骨髄移植の場合には全顎にわたる短根歯などより重篤な形成障害を発症する傾向が認められた。歯の発育段階別に形成障害の発生をみた場合、歯胚形成開始期での治療では欠如や矮小歯が、歯冠形成期では歯根形成の障害がみられた。これらのことから、歯冠完成期より以前の発育段階にある歯を有する6-7歳より若年の小児悪性腫瘍の治療においては、晩期障害として歯の形成障害が現れる可能性があり、特に超大量化学療法や全身放射線照射併用の場合にはより障害が重篤となる可能性が示唆された。
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