课题基金 / 基金详情

トンネル分光法を用いたエキゾチック超伝導体のナノ電子構造の解明

トンネル分光法を用いたエキゾチック超伝導体のナノ電子構造の解明
使用隧道光谱法阐明奇异超导体的纳米电子结构
批准号:
18810021
负责人:
杉本 暁
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
近年、銅酸化物超伝導体において、低温STM/STSによる興味深いナノメートルレベルでの電子構造が注目されている。これらの現象は、他の様々なエキゾチック超伝導体においても観測が期待されているが、清浄表面の得難さから、一部の劈開性の強い銅酸化物超伝導体に観測が限られている。それらの状況を踏まえ、STM/STS観測に重大な影響を与えている表面におけるミクロな仕事関数(局所障壁高さ,LBH)について注目し、清浄表面を持つBi系銅酸化物超伝導体における、ナノスケールでのLBH分布の詳細な研究を本年度も引き続き行った。LBH実空分布においては、STM像と同様にBi原子に対応するとみられる明瞭な原子像が観測された。また、表面格子の変調構造と同周期でやや逆位相のLBH変調もみられた。それらの起源を解析し、LBH値は表面原子の充填密度に比例することを見出した。このことは、同じ金属でも配向の異なる面では、仕事関数が若干異なるというマクロな性質が、原子が数個の集合でも同じであることを示唆している。(これらの結果はJournal of Physical Society of Japan誌に掲載予定である。)以上のようなSTM/STS観測やLBH観測の知見を生かし、本年度は銅酸化物と異なる、層状窒化物超伝導体KドープTiNClにおける低温STM/STS観測も試みた。本物質群は最高でTc=25Kを示し、非従来型のエキゾチック超伝導体の一つとしてその超伝導発現機構に大きな興味がもたれている。KドープTiNClにおけるSTM観測により、X線解析により報告されている格子定数とほぼ同一の周期構造を持つ、明瞭な原子像観測に初めて成功した。今後は、本研究課題での成果を生かし、高分解能STS観測,LBH像観測等により原子種の特定や電子状態の実空間分布観測等を行い、その詳細な物性解明を行っていく。
英文摘要
近年、銅酸化物超伝導体において、低温STM/STSによる興味深いナノメートルレベルでの電子構造が注目されている。これらの現象は、他の様々なエキゾチック超伝導体においても観測が期待されているが、清浄表面の得難さから、一部の劈開性の強い銅酸化物超伝導体に観測が限られている。それらの状況を踏まえ、STM/STS観測に重大な影響を与えている表面におけるミクロな仕事関数(局所障壁高さ,LBH)について注目し、清浄表面を持つBi系銅酸化物超伝導体における、ナノスケールでのLBH分布の詳細な研究を本年度も引き続き行った。LBH実空分布においては、STM像と同様にBi原子に対応するとみられる明瞭な原子像が観測された。また、表面格子の変調構造と同周期でやや逆位相のLBH変調もみられた。それらの起源を解析し、LBH値は表面原子の充填密度に比例することを見出した。このことは、同じ金属でも配向の異なる面では、仕事関数が若干異なるというマクロな性質が、原子が数個の集合でも同じであることを示唆している。(これらの結果はJournal of Physical Society of Japan誌に掲載予定である。)以上のようなSTM/STS観測やLBH観測の知見を生かし、本年度は銅酸化物と異なる、層状窒化物超伝導体KドープTiNClにおける低温STM/STS観測も試みた。本物質群は最高でTc=25Kを示し、非従来型のエキゾチック超伝導体の一つとしてその超伝導発現機構に大きな興味がもたれている。KドープTiNClにおけるSTM観測により、X線解析により報告されている格子定数とほぼ同一の周期構造を持つ、明瞭な原子像観測に初めて成功した。今後は、本研究課題での成果を生かし、高分解能STS観測,LBH像観測等により原子種の特定や電子状態の実空間分布観測等を行い、その詳細な物性解明を行っていく。
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会议论文
Nanoscale modulation of local barrier height on Bi-based cuprate superconductors observed by scanning tunneling microscopy / spectroscopy
通过扫描隧道显微镜/光谱观察Bi基铜酸盐超导体局部势垒高度的纳米级调制
DOI: --
发表时间: 2008
期刊: J. Phys. Soc. Japan 77
影响因子: --
作者: [A. Sugimoto, T. Ekino, H. Ekisaki]
通讯作者: H. Ekisaki
Observation of local barrier height and electronic structure on cuprate superconductor by STM/STS
STM/STS观察铜酸盐超导体局部势垒高度和电子结构
DOI: --
发表时间: 2008
期刊: J. Phys. : Conf. Ser. 100
影响因子: --
作者: [A. Sugimoto, T. Ekino, H. Ekisaki]
通讯作者: H. Ekisaki
Electronic inhomogeneity as a function of out-of-plane disorder in Ln-doped Bi2201 superconductors
Ln 掺杂 Bi2201 超导体中电子不均匀性与面外无序的关系
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: The AIP Conference Proceedings 850
影响因子: --
作者: [清野智史, 木下卓也, 仁谷浩明, 中川貴, 山本孝夫, Akira SUGIMOTO, Akira Sugimoto, A.Sugimoto, A.Sugimoto]
通讯作者: A.Sugimoto
Bi系銅酸化物超伝導体における表面原子配列と局所障壁高さ
铋基铜酸盐超导体的表面原子排列和局部势垒高度
DOI: --
发表时间: 2008
期刊:
影响因子: --
作者: [清野智史, 木下卓也, 仁谷浩明, 中川貴, 山本孝夫, Akira SUGIMOTO, Akira Sugimoto, A.Sugimoto, A.Sugimoto, 杉本 暁]
通讯作者: 杉本 暁
Relationship between the effect of interlayer materials and surface electronic states on Layered nitride superconductors observed by STM/S
  • 批准号:
    22K03514
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $2.66万
  • 财政年份:
    2022
  • 负责人:
    杉本 暁
  • 依托单位:
走査トンネル顕微鏡による銅酸化物超伝導体における電子状態に関する研究
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