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グローバル・ブランドの管理における親会社と地域統括本社との関係についての実証研究

全球品牌管理中母公司与地区总部关系的实证研究

基本信息

批准号：
18830031
负责人：
井上真里
金额：
$ 1.43万
依托单位：
Nihon University (2007)Shiga University (2006)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、「多国籍企業」と呼ばれる巨大製造企業の中でも日本多国籍企業(特に輸送機械と電気機械)におけるグローバル・ブランドの管理(以下ではGBMと略記)について、親会社のブランド管理組織による地域統括本社への管理内容および管理プロセスを明らかにすることである。ブランド管理組織の研究自体が世界的にみて稀であり、さらに当該組織の管理内容・管理プロセスに注目した研究は皆無といってもよい。また、GBM研究についても研究蓄積に乏しい状態である。これらを考慮すると、本研究の意図する成果はGBMの発展にとって有益であると考えられる。上記の2産業からそれぞれ1社をピックアップしてインタビュー調査を実施した。その結果、輸送機械企業A社のブランド管理組織は世界中の地域統括本社および現地子会社に対してある程度の影響力を有していたが、電気機械企業B社のブランド管理組織は影響力がいまだ日本国内のみに留まっていた。そこで、A社の欧州および北米地域統括本社に対するフィールドワークによって親会社との関係がより明確になると考えられたが、親会社内(トップ・マネジメントやブランド管理組織の構成員、職能諸部門の各責任者)における意思決定構造が当初の想定以上に複雑かつ流動的であり、地域統括本社のGBM責任者とのアポイントを実現するに至る国内での十分な人的関係の構築に苦慮した。約1年半という期間の短い研究であることから多くの課題を残したものの、今後の研究に向けて橋頭堡を築くことができた。

The purpose of this study is to establish a multi-national enterprise management system (hereinafter referred to as GBM) among Japanese multinational enterprises (especially transportation machinery and electrical machinery), which is called "multinational enterprises". The research of the management organization itself is focused on the world, and the management content of the organization is focused on the research. GBM research, research accumulation, lack of status. The results of this study are beneficial to the development of GBM. The above two industries are listed below: As a result, the company A of the transportation machinery company has the influence of the local subsidiary company and the company B of the electric machinery company. The relationship between the European Union and the United States is clear. The rational decision-making structure for the above initial assumptions, complex flow of information, geographical control of the GBM responsible person of the company, and the construction of relationships between people in China are carefully considered. About one and a half years of short-term research and future research