歯周病原性細菌における早産・低体重児出産に関わる分子基盤的研究
歯周病原性細菌における早産・低体重児出産に関わる分子基盤的研究
批准号:
18890136
负责人:
瀧井 良祐
金额:
$1.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
本研究は、歯周病の最重要原因菌と考えられているジンジバリス菌の早産・低体重児出産に対する関連性を明らかにし、その分子機構を明らかにすることにあった。実験動物を用いた結果から、ジンジバリス菌が産生するシステインプロテアーゼであるジンジパインが、ジンジバリス菌によって引き起こされる早産・低体重児出産の重要なリスクファクターであることが示された。ジンジバリス菌は、マウスに強力な炎症性サイトカインの分泌を促した。またこれを裏付けるように、ジンジパイン欠損ジンジバリス菌では、マウスにほとんど炎症性サイトカインの誘導や早産・低体重児出産を誘導しなかった。また、ジンジバリス菌は、宿主の各臓器の中でも特に胎盤への強い定着および増殖を示し、胎盤に侵入したジンジバリス菌が、胎児や胎膜に波及し胎膜を構成する筋肉の早期収縮を促し、これが早産・低体重児出産を引き起こす可能性が示唆された。さらに、この実験系にジンジパイン阻害剤を追加したところ、ジンジパイン阻害剤は、ジンジバリス菌が引き起こす早産・低体重児出産を予防し、この原因として炎症性サイトカインの産生の抑制ではなく、胎盤でのジンジバリス菌の定着および増殖を抑制したことであるとわかった。これらの結果から、ジンジパイン阻害剤の投与は、ヒトの歯周病の予防だけでなく、歯周病が引き起こす早産・低体重児出産に対しても、有効な効果を示すことが示唆され、今後は本研究成果で得られた結果のヒトへの応用が望まれる。
英文摘要
本研究は、歯周病の最重要原因菌と考えられているジンジバリス菌の早産・低体重児出産に対する関連性を明らかにし、その分子機構を明らかにすることにあった。実験動物を用いた結果から、ジンジバリス菌が産生するシステインプロテアーゼであるジンジパインが、ジンジバリス菌によって引き起こされる早産・低体重児出産の重要なリスクファクターであることが示された。ジンジバリス菌は、マウスに強力な炎症性サイトカインの分泌を促した。またこれを裏付けるように、ジンジパイン欠損ジンジバリス菌では、マウスにほとんど炎症性サイトカインの誘導や早産・低体重児出産を誘導しなかった。また、ジンジバリス菌は、宿主の各臓器の中でも特に胎盤への強い定着および増殖を示し、胎盤に侵入したジンジバリス菌が、胎児や胎膜に波及し胎膜を構成する筋肉の早期収縮を促し、これが早産・低体重児出産を引き起こす可能性が示唆された。さらに、この実験系にジンジパイン阻害剤を追加したところ、ジンジパイン阻害剤は、ジンジバリス菌が引き起こす早産・低体重児出産を予防し、この原因として炎症性サイトカインの産生の抑制ではなく、胎盤でのジンジバリス菌の定着および増殖を抑制したことであるとわかった。これらの結果から、ジンジパイン阻害剤の投与は、ヒトの歯周病の予防だけでなく、歯周病が引き起こす早産・低体重児出産に対しても、有効な効果を示すことが示唆され、今後は本研究成果で得られた結果のヒトへの応用が望まれる。
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会议论文
歯周病原因菌Porphyromonas gingivalisが引き起こす早産・低体重児出産の解析
牙周病致病菌牙龈卟啉单胞菌引起的早产和低出生体重儿分析
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamatake, et. al., 瀧井 良祐]
通讯作者:
瀧井 良祐
DOI:
10.1128/iai.01013-06
发表时间:
2007-05-01
期刊:
INFECTION AND IMMUNITY
影响因子:
3.1
作者:
[Yamatake, Kumiko, Maeda, Maki, Yamamoto, Kenji]
通讯作者:
Yamamoto, Kenji
TurboID法により同定した新規アセチル化酵素群によるHSF1転写制御機構の解明
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批准号:23K06413
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:瀧井 良祐
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依托单位:
海外基金