心臓性突然死における右室脂肪浸潤の意義とその成因に関する研究
心臓性突然死における右室脂肪浸潤の意義とその成因に関する研究
批准号:
18790418
负责人:
千葉 孝
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
关键词:
中文摘要
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英文摘要
平成18年度に引き続き、対象となる剖検心の標本作製、組織観察、画像解析を行った。また、生化学的検査の実施も試みたが、予想以上に死亡から解剖までの時間(死後変化)の影響が強く、異常値を示す症例が多数認められ、この時点で再度、症例の検討・再抽出を行うこととなった。以上の理由により、本研究の準備段階に予想を遙かに超えた労力が必要であったことは、研究計画作成時点においての大きな反省点であった。また、本研究の一時報告として日本法医学会北日本地方会において発表したが、諸先生より多岐にわたるご質問、ご賛同のほか、症例抽出(特に心臓性突然死症例における生前の不整脈の有無とその他の器質的所見について、十分に検討すべきである、など)に関するご意見をいただいた。以上の点を踏まえ、本研究において明らかとなった点は以下に示すとおりである。1.心臓性突然死群18例の剖検心の評価により、貫壁性FaRVが認められた症例は6例であった。さらに、6例中4例では、右室壁の菲薄化及び間質の微細線維化を伴っていた。炎症細胞浸澗や心筋空胞化を認める症例はなかった。2.一方、非心臓性突然死群17例の剖検心の評価により、貫壁性のFaRVが認められた症例は7例であった。また、その7例中4例では右室壁の菲薄化が認められ、3例には間質線維化を伴っていた。炎症細胞浸澗や心筋空胞化を認める症例はなかった。3.18年度に行った研究過程において新たに浮上した、右心室心内膜下の孤立性限局性脂肪浸澗は、心臓性突然死と非心臓性突然死の別にかかわらず、高度FaRV症例で認められた。この部分やその周辺に線維化や炎症細胞浸澗、心筋空胞化を認めなかった。4.統計学的検索の結果、両群の間に有意差は認められなかった。有意差が認められなかった要因としては、FaRVがARVCと異なる疾患概念である可能性を示唆する一方、予想に反し症例数が伸び悩んだことの影響もあろうかと考えられる。本研究においては、FaRVと心臓性突然死の間には意義のある関連性は見いだされなかった。5.血清生化学的検査において、両群の間に有意差は認められないが、いずれの群でも血清脂質量はやや多い結果であった。血清脂質が増加するような基礎疾患を有する場合とFaRVの関連性については一定の傾向があると予想される。
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会议论文
Fatal hemopericardium caused by retrograde acute abdominal aortic dissection : an autopsy report and morphological consideration
逆行性急性腹主动脉夹层致致命性心包积血:尸检报告和形态学考虑
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
International Journal of Cardiology 112
影响因子:
--
作者:
[Iritani N, et. al., Chiba Takashi]
通讯作者:
Chiba Takashi