エリスロボエチン徐放化ドラッグデリバリーシステムによる閉塞性動脈硬化症治療法の開発
エリスロボエチン徐放化ドラッグデリバリーシステムによる閉塞性動脈硬化症治療法の開発
批准号:
07F07207
负责人:
湊口 信也
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
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英文摘要
【背景】エリスロポエチン(EPO)は強い血管新生作用を有するが全身作用や短い血中半減期のため虚血臓器への適用には限界がある。今回、我々は少量のEPOを生体吸収性ゲラチン粒子に含浸させた新しい徐放システムを虚血下肢に使用し、虚血を改善する方法を試みた。【方法と結果】Balb/cマウスの右大腿動脈を結紮し、同時にEPO 5000IU/kgを含浸させたゲラチン粒子(直径30μm)を虚血肢に筋注した。対照として、生食のみ、生食含浸ゲラチン粒子、あるいはEPOのみの虚血下肢への筋注群を用いた。8週後、実験群では多血ならびにCD34陽性細胞の増加を認めなかったが、他の対照群に比し虚血下肢血流の有意な改善をみとめた(ドップラーフローメーターによる健常肢に対する患肢の血流比:生食のみ0.56±0.04、生食含浸ケラチン粒子0.53±0.03、EPOのみ0.57±0.03、実験群0.81±0.08[p<0.05])。実験群では患肢に毛細血管と小動脈の有意な増加、EPO受容体の過発現、かつAktならびにeNOSの活性化がみとめられた。実験群における持続的な下肢血流改善には、Akt/eNOS/NOを介しか成熟した小動脈の発達が寄与していると考えられた。【結論】本EPO徐放システムは、虚血下肢に対する非侵襲的かつ安全な新しい治療法として有用である。
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