「自然的素質」としての歴史はいかにして可能か--カント・歴史社会哲学の基礎構造
「自然的素質」としての歴史はいかにして可能か--カント・歴史社会哲学の基礎構造
批准号:
07J01983
负责人:
宮村 悠介
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2009
中文摘要
本年度は本研究課題の土台となる、カント倫理学の基礎的な問題をめぐる研究に重点的に取り組み、その成果を主に学会発表というかたちで公表することができた。まず日本哲学会における発表「「純粋悟性概念の演繹」の倫理学射程--学と智慧--」では、カント『純粋理性批判』における「純粋悟性概念の演繹」部分の第一版・第二版の相違を、カント倫理学の主張との連関に留意しながら、あらためて再解釈し論じたものである。この研究により、『純粋理性批判』における「純粋悟性概念の演繹」部分の異同という、従来研究者のあいだで大きな議論の的となっていた箇所に新たな観点から光を当てることができた。またカントは歴史哲学にかかわる重要な論考を、『純粋理性批判』第一版と第二版の刊行のあいだの時期に発表しており、この研究発表は発展史的な観点から本研究を準備するものである。また日本カント研究における発表「徳は教えられうるか--カントの徳理論における知と意志--」では、「徳は教えられうるか」という、古代以来の倫理学の古典的なテーマを、徳倫理学の復権という現代倫理学の動向にも留意しつつ、カント倫理学に関して検討したものである。カントの歴史哲学において、人類の道徳化は、歴史の最終的な地点にも位置づけられる重要な問題である。この研究発表はそうした道徳化の問題を、カント倫理学の理論的な構成の問題の観点から検討したものと位置づけることができる。
英文摘要
本年度は本研究課題の土台となる、カント倫理学の基礎的な問題をめぐる研究に重点的に取り組み、その成果を主に学会発表というかたちで公表することができた。まず日本哲学会における発表「「純粋悟性概念の演繹」の倫理学射程--学と智慧--」では、カント『純粋理性批判』における「純粋悟性概念の演繹」部分の第一版・第二版の相違を、カント倫理学の主張との連関に留意しながら、あらためて再解釈し論じたものである。この研究により、『純粋理性批判』における「純粋悟性概念の演繹」部分の異同という、従来研究者のあいだで大きな議論の的となっていた箇所に新たな観点から光を当てることができた。またカントは歴史哲学にかかわる重要な論考を、『純粋理性批判』第一版と第二版の刊行のあいだの時期に発表しており、この研究発表は発展史的な観点から本研究を準備するものである。また日本カント研究における発表「徳は教えられうるか--カントの徳理論における知と意志--」では、「徳は教えられうるか」という、古代以来の倫理学の古典的なテーマを、徳倫理学の復権という現代倫理学の動向にも留意しつつ、カント倫理学に関して検討したものである。カントの歴史哲学において、人類の道徳化は、歴史の最終的な地点にも位置づけられる重要な問題である。この研究発表はそうした道徳化の問題を、カント倫理学の理論的な構成の問題の観点から検討したものと位置づけることができる。
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主題としての実践理性-「批判的解明」の倫理学
作为一门学科的实践理性——“批判性阐释”的伦理学
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
東京大学大学院人文社会系研究科倫理学研究室編『倫理学紀要』 第十六輯(掲載確定)
影响因子:
--
作者:
[Tomoko Okamoto, Atsushi Kawakita, and Makoto Kato, Kiyotomo Ichiki, Atsushi Kawakita, 宮村悠介]
通讯作者:
宮村悠介
欲求能力・理性と歴史-人文学の起源をめぐる-試論
食欲、理性与历史——人文学科起源论文
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
倫理学の文化形態論的研究 (掲載確定)
影响因子:
--
作者:
[川北 篤, John S.Ascher, 曽田 貞滋, 加藤 真, David W.Roubik, Daniel Baumann, 宮村 悠介]
通讯作者:
宮村 悠介
「純粋悟性概念の演繹」の倫理学的射程
“清净概念演绎”的伦理范围
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[川北 篤, John S.Ascher, 曽田 貞滋, 加藤 真, David W.Roubik, Daniel Baumann, 宮村 悠介, 川北篤(分担執筆/横山 潤・堂圃 いくみ編集), 高橋慶太郎, 宮村悠介, 高橋 慶太郎, 高橋 慶太郎, 宮村悠介]
通讯作者:
宮村悠介
<実践理性批判>の理念の成立-学と常識のはざまで-
《实践理性批判》思想的确立——科学与常识之间——
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
日本倫理学会編『倫理学年報』 第五十八集
影响因子:
--
作者:
[Tomoko Okamoto, Atsushi Kawakita, and Makoto Kato, 村瀬孔大, 宮村悠介]
通讯作者:
宮村悠介
徳は教えられうるか--カントの徳理論における知と意志--
美德可以传授吗?——康德的美德理论:知识与意志。
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[川北 篤, John S.Ascher, 曽田 貞滋, 加藤 真, David W.Roubik, Daniel Baumann, 宮村 悠介, 川北篤(分担執筆/横山 潤・堂圃 いくみ編集), 高橋慶太郎, 宮村悠介]
通讯作者:
宮村悠介
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