インドネシアの国立公園地域において伝統的農業が生物多様性に及ぼす影響
インドネシアの国立公園地域において伝統的農業が生物多様性に及ぼす影響
批准号:
07J03485
负责人:
嶋村 美和 (片岡 美和)
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
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英文摘要
本研究は,保護区域に隣接する人為的景観とそこでの人間活動,特に伝統的農業が果たす生態学的な機能を明らかにすることを目的としている.調査は,インドネシア西ジャワ州,グヌン・ハリムン-サラック国立公園の森林に隣接する,伝統的農業(CP村)と他の農業(PA村)を営む集落で行った.CP村の住民は,イネの一期作と焼畑耕作を行い,PA村の住民は,イネの二期作と野菜栽培を行っている.CP村の住民は,大半が土地を所有しておらず,混栽樹園地に植栽した樹木作物と,家畜から主な農業収入を得ている.PA村の住民は,所有地を水田として,非所有地を畑地として積極的に開墾している.けじめに,村の景観構造と各土地利用での資源管理が周囲の森林に与える影響を,鳥類を指標にして明らかにした.村の景観構造の中では樹木環境の割合が,資源管理では樹林での下層植生の存在が,森林性・林縁性鳥類の分布に影響していた.CP村の混栽樹園地では,多様な樹種と発達した植生構造が,森林性・林縁性の鳥類に利用されていた.さらに人為的景観の季節的変化,特にイネの作付けをけじめとする農事の季節性が周囲の森林とどのように関わっているかを,鳥類を指標にした通年の調査から明らかにした.一期作によって水田の季節性が顕著なCP村の水田は,水田周囲に植栽された樹木作物と共に,林縁性の鳥類に利用されていた.またCP村の住民によって維持管理されている樹木作物や下層植生は,留鳥や渡り鳥の季節的な利用に大きく貢献していた.結果から,住民の生業活動や経済状況が村落景観の生態学的機能を変化させる仕組みが明らかになった.特に,伝統的農業が生物多様性を維持する鍵は,空間的・季節的に一様でない,村落景観の構造であることを示した点に意義かおる.また,単に伝統的農業を奨励するのではなく,人為的景観を含めた包括的な森林管理に向けた提案を行った点に,本研究の重要性かおる.
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熱帯湿潤地域の樹園地を利用する鳥類の季節性
在潮湿的热带地区使用果园的鸟类的季节性
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[片岡美和, 岩田明久, D. M. Prawiradilaga]
通讯作者:
D. M. Prawiradilaga
国立公園周辺における換金作物栽培の増加が鳥類相に与えた影響
国家公园周围经济作物种植增加对鸟类的影响
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[片岡 美和・岩田 明久・D.M, Prawiradilaga]
通讯作者:
Prawiradilaga
フィールドワーク便り:森の声と村の音
田野调查新闻:森林的声音和村庄的声音
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
アジア・アフリカ地域研究 8
影响因子:
--
作者:
[H.Hayashi, K.Okamura, R.Suzuki and B.Vicedo, Keisuke Okamura, 片岡美和]
通讯作者:
片岡美和
西ジャワの山間農村にみられる鳥類に対する防御と捕獲の方法
西爪哇山村发现鸟类的防御和捕捉方法
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[片岡 美和・岩田 明久・D.M, Prawiradilaga, 片岡 美和・岩田 明久・D.M.Prawiradilaga]
通讯作者:
片岡 美和・岩田 明久・D.M.Prawiradilaga
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