水田土壌におけるメタン生成古細菌の生残部位と下層土中の嫌気的メタン酸化古細菌群集
水田土壌におけるメタン生成古細菌の生残部位と下層土中の嫌気的メタン酸化古細菌群集
批准号:
07J06611
负责人:
渡遷 健史 (2008)
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
落水された水田土壌中でのメタン生成古細菌群の生態および、湛水条件下の水田土壌中で嫌気的にメタンを酸化する嫌気的メタン酸化古細菌の生態を解明することを目的とした。1.土壌微細構造中でのメタン生成古細菌の存在部位の解明:昨年度の結果より、土壌中でいったん増殖したメタン生成古細菌は落水された土壌中でも、微小な土壌団粒中に生息していることが推察された。本年度は落水処理が土壌中のメタン生成古細菌の群集構造の形成にどのような影響を及ぼすのかを調査した。メタン生成古細菌数が極めて低い畑土壌を用いて、常時湛水を保つ条件(処理1)および湛水と落水を繰り返す条件(処理2)を設定し、室内培養実験を行った。メタン生成古細菌の16S rDNAを対象としたDGGE解析およびMPN法による菌数の測定の結果、処理1では、培養2ヶ月までにDGGEバッドが増加し、菌数も増加することが明らかになった。一方で処理2では、DGGEバンドパターンの変化は処理1に比べると小さく、菌数も増加しなかった。湛水され還元的な状態がどの程度継続されるかが、土壌中でのメタン生成古細菌の増殖、群集構造の形成に大きな影響を及ぼすことが明らかになった。2.水田下層土においてメタン生成および嫌気的メタン酸化に関与する古細菌群の解明:メタン生成古細菌と硫酸還元菌による嫌気的メタン酸化の可能性について明らかにするために、水田土壌から分離したメタン生成古細菌Methanobacterium sp.AH1株と硫酸還元菌Desulfovibrio sp.A1株を供試菌株とした培養実験を行った。AH1株、A1株、AH1株とA1株の共生系の3条件を設定し、気相にメタン(10%)と窒素、二酸化炭素、培地に酢酸ナトリウムを含む条件で嫌気的に培養した。しかし、どの条件においても有意にメタンが減少せず、嫌気的メタン酸化反応が起こっていることを確認できなかった。
英文摘要
落水された水田土壌中でのメタン生成古細菌群の生態および、湛水条件下の水田土壌中で嫌気的にメタンを酸化する嫌気的メタン酸化古細菌の生態を解明することを目的とした。1.土壌微細構造中でのメタン生成古細菌の存在部位の解明:昨年度の結果より、土壌中でいったん増殖したメタン生成古細菌は落水された土壌中でも、微小な土壌団粒中に生息していることが推察された。本年度は落水処理が土壌中のメタン生成古細菌の群集構造の形成にどのような影響を及ぼすのかを調査した。メタン生成古細菌数が極めて低い畑土壌を用いて、常時湛水を保つ条件(処理1)および湛水と落水を繰り返す条件(処理2)を設定し、室内培養実験を行った。メタン生成古細菌の16S rDNAを対象としたDGGE解析およびMPN法による菌数の測定の結果、処理1では、培養2ヶ月までにDGGEバッドが増加し、菌数も増加することが明らかになった。一方で処理2では、DGGEバンドパターンの変化は処理1に比べると小さく、菌数も増加しなかった。湛水され還元的な状態がどの程度継続されるかが、土壌中でのメタン生成古細菌の増殖、群集構造の形成に大きな影響を及ぼすことが明らかになった。2.水田下層土においてメタン生成および嫌気的メタン酸化に関与する古細菌群の解明:メタン生成古細菌と硫酸還元菌による嫌気的メタン酸化の可能性について明らかにするために、水田土壌から分離したメタン生成古細菌Methanobacterium sp.AH1株と硫酸還元菌Desulfovibrio sp.A1株を供試菌株とした培養実験を行った。AH1株、A1株、AH1株とA1株の共生系の3条件を設定し、気相にメタン(10%)と窒素、二酸化炭素、培地に酢酸ナトリウムを含む条件で嫌気的に培養した。しかし、どの条件においても有意にメタンが減少せず、嫌気的メタン酸化反応が起こっていることを確認できなかった。
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水田からのメタン発生に関わる微生物
参与稻田甲烷生成的微生物
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲田利樹, 宮藤久士, 坂志朗, 仲田 利樹, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Takeshi Watanabe, Takeshi Watanabe, 浅川 晋]
通讯作者:
浅川 晋
DOI:
10.1111/j.1747-0765.2008.00334.x
发表时间:
2009-02
期刊:
Soil Science and Plant Nutrition
影响因子:
2
作者:
[Takeshi Watanabe;V. Cahyani;J. Murase;E. Ishibashi;M. Kimura;S. Asakawa]
通讯作者:
Takeshi Watanabe;V. Cahyani;J. Murase;E. Ishibashi;M. Kimura;S. Asakawa
DOI:
10.1016/j.soilbio.2008.10.025
发表时间:
2009-02
期刊:
Soil Biology & Biochemistry
影响因子:
9.7
作者:
[Takeshi Watanabe;M. Kimura;S. Asakawa]
通讯作者:
Takeshi Watanabe;M. Kimura;S. Asakawa
メタン生成古細菌の安定した群集構造の形成過程の追跡-畑土壌を用いた湛水培養実験による分子生態学的解析-
追踪产甲烷古菌稳定群落结构的形成过程 - 利用田间土壤深层培养实验进行分子生态分析 -
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲田利樹, 宮藤久士, 坂志朗, 仲田 利樹, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Takeshi Watanabe, Takeshi Watanabe, 浅川 晋, 渡邉健史]
通讯作者:
渡邉健史
水田生態系におけるメタン生成古細菌群集の系統学的比較-16S rRNA遺伝子の進化距離に基づく主成分分析-
稻田生态系统产甲烷古菌群落系统发育比较-基于16S rRNA基因进化距离的主成分分析-
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲田利樹, 宮藤久士, 坂志朗, 仲田 利樹, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Naoya Enomoto, Takeshi Watanabe, Takeshi Watanabe, 浅川 晋, 渡邉健史, Takeshi Watanabe, 渡邉健史]
通讯作者:
渡邉健史
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