鳥類の化学物質毒性試験法に関する基礎研究
鳥類の化学物質毒性試験法に関する基礎研究
批准号:
18681009
负责人:
井関 直政
金额:
$12.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
ニワトリおよびウズラの受精卵の艀卵条件の検証をおこない,温度約37℃,湿度57〜63%,転卵1(回/時)の条件のもと,ニワトリが21日,ウズラが16日で艀化することを確認した.次に,これらの卵に2378-TCDDを投与(卵重量あたり)したところ,ニワトリ(投与群=7卵)では,0pgで86%,10pgおよび30pgで100%,60pg29%,100pgおよび300pgで14%,1000pgで0%の艀化率であった.一方,ウズラ(投与群=10卵)では,0pgおよび50pgで90%,150pgで100%,300pgで90%,500pgで100%,1500pgで60%,5000pgで70%,10000pgで40%,30000pgおよび100000pgで0%が艀化した.これらの結果から,ニワトリは1000pgが致死量であったが,ウズラではニワトリと比較して30〜100倍耐性があることが伺えた.化学物質とその生体影響が懸念されるカワウ甲状腺の影響について,従来の「定性的」,「部分的」,「主観的」評価に対して,「定量的」,「全体的」,「客観的」評価が望まれることから,本研究では画像処理による定量的評価を試みた.その結果,「濾胞大小混在」,「濾胞小型化」,「濾胞大型化」の系統に分類された.解析した切片の組織代表性を検証するために,最大径から末端までを0,25mm単位で6〜9層に薄切したもの,また解析する切片を4分割,16分割して定量評価したものを同様に定量化したところ,それぞれ同じ結果がみられた.以上の結果から,甲状腺の影響を定量化することが可能となった.以上の結果は,論文作成の準備中である.また細胞試験は,現在も検証中であり,成果がまとまり次第公表する予定である.
英文摘要
ニワトリおよびウズラの受精卵の艀卵条件の検証をおこない,温度約37℃,湿度57〜63%,転卵1(回/時)の条件のもと,ニワトリが21日,ウズラが16日で艀化することを確認した.次に,これらの卵に2378-TCDDを投与(卵重量あたり)したところ,ニワトリ(投与群=7卵)では,0pgで86%,10pgおよび30pgで100%,60pg29%,100pgおよび300pgで14%,1000pgで0%の艀化率であった.一方,ウズラ(投与群=10卵)では,0pgおよび50pgで90%,150pgで100%,300pgで90%,500pgで100%,1500pgで60%,5000pgで70%,10000pgで40%,30000pgおよび100000pgで0%が艀化した.これらの結果から,ニワトリは1000pgが致死量であったが,ウズラではニワトリと比較して30〜100倍耐性があることが伺えた.化学物質とその生体影響が懸念されるカワウ甲状腺の影響について,従来の「定性的」,「部分的」,「主観的」評価に対して,「定量的」,「全体的」,「客観的」評価が望まれることから,本研究では画像処理による定量的評価を試みた.その結果,「濾胞大小混在」,「濾胞小型化」,「濾胞大型化」の系統に分類された.解析した切片の組織代表性を検証するために,最大径から末端までを0,25mm単位で6〜9層に薄切したもの,また解析する切片を4分割,16分割して定量評価したものを同様に定量化したところ,それぞれ同じ結果がみられた.以上の結果から,甲状腺の影響を定量化することが可能となった.以上の結果は,論文作成の準備中である.また細胞試験は,現在も検証中であり,成果がまとまり次第公表する予定である.
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