スピン・軌道フラストレーション系における新奇な秩序状態とゆらぎの研究
スピン・軌道フラストレーション系における新奇な秩序状態とゆらぎの研究
批准号:
18684017
负责人:
松村 武
金额:
$6.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
希土類四ホウ化物RB4系のR=Tb,Dy,Hoの化合物の2段相転移の機構に,本研究がめざすフラストレーション効果が如実に表れているとの展望のもとに,その解明をめざし,中性子散乱実験を中心に研究した、顕著な成果は次の通りである.1. DyB4について,Dyによる巨大な中性子吸収を回避すべく,試料の厚さを0.5mm程度に薄くした薄片を4枚配向して並べ,中性子非弾性散乱実験を行った.常磁性相(phase I),中間相(phase II),最低温相(phase III)の3相において,それぞれ特徴的な非弾性散乱スペクトルを測定することに成功した.また,磁気臨界散乱からも相転移の様子を研究し,問題となっているc面内成分は,phase IIですでに10の-7乗から-11乗秒という長い時間スケールでのゆらぎを伴った短距離秩序状態にあることがわかった.2. HoB4について,phase I,II,IIIへの相転移プロセスについて,中性子散乱でその全貌を明らかにすることができた.極めて特異なことに,HoB4ではphase Iですでに格子不整合なphase IIに対応する磁気相関と格子整合なphase IIIに対応する磁気相関が,10Å以下の相関長をもって共存していることがわかった.マクロな物性で見た相転移の様子は,フラストレーションのないHoB2C2とほとんど同一であるのに対し,相関長の短い部分の振る舞いでは,HoB4に特有の現象が見られることがわかり,フラストレーションの効果によるものではないかと考えている.研究当初は,この系のどこにフラストレーション効果が現れているのかもわからなかったが,本研究により,この系の全貌が解明され, phase IIという,すでに磁気モーメントのある成分が秩序化した状況の中に,さらなる安定構造をもとめて,大きな揺らぎが生じるという,この系特有の異常性が明らかにされた.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Pressure effect on the competition between ferromagnetic and antiferromagnetic spin fluctuations in TmTe investigated by ^<125>Te-NMR
^<125>Te-NMR 研究压力对 TmTe 中铁磁和反铁磁自旋涨落竞争的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
J. Magn. Magn. Mater. 310
影响因子:
--
作者:
[A.Yamamoto, S.Wada, T.Matsumura]
通讯作者:
T.Matsumura
Non-collinear magnetic strucuture of TbB4
TbB4的非共线磁结构
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Journal of the Physical Society of Japan 76
影响因子:
--
作者:
[T.Matsumura]
通讯作者:
T.Matsumura
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
J. Magn. Magn. Mater. 310
影响因子:
--
作者:
[Y. murakami, H. Nakao, T. Matsumura and H. Ohsumi]
通讯作者:
T. Matsumura and H. Ohsumi
圧力磁場誘起らせん秩序の観測によるキラリティ自発形成機構の研究
-
批准号:20H01854
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.4万
-
财政年份:2020
-
负责人:松村 武
-
依托单位:
伝導電子数の制御による局在f電子系に対する結晶場の出現機構の研究
-
批准号:14740198
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.66万
-
财政年份:2002
-
负责人:松村 武
-
依托单位:
海外基金