アメリカ成人教育運動における市民形成の史的研究
アメリカ成人教育運動における市民形成の史的研究
批准号:
18730488
负责人:
古川 明子
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
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英文摘要
平成19年度は、19世紀アメリカの成人教育運動における市民形成がどのような理念に基いてなされ、どのような実践が展開されていたのかについて明らかにすることを目指した。具体的には、19世紀アメリカの北東部及び南部に焦点を当て、アメリカ成人教育の源流と言われるライシーアム運動を研究の対象とし、資料収集、分析に努め、下記三点を明らかにした。第一に、成人及び青少年に対し、合衆国憲法や政治的結社、投票などについての政治的知識や、合衆国内情勢、経済状況などといった市民生活を営む上で欠くことのできない知識が提供された。第二に、ライシーアム運動はマイノリティを含むすべての階層、性別、年齢層に学習機会を提供するという理念に基いて創始され、それにより、人びとに対等な「市民」であるというアイデンティティを形成することを目指していた。第三に、ライシーアム運動では、特にアフリカ系アメリカ人といったマイノリティの独自の要求に基いた学習機会の拡充も図られていた。本研究で注目したライシーアム運動は近年、社会関係資本(social capital)論において注目されている。アメリカの政治学者パットナム(Robert Putnam)は、ライシーアム運動を、宗教、階層といったバックグラウンドを超えて、市民に「ゆるやかな」つながりをもたらすことができる「橋渡し型社会関係資本」(bridging social capital)としてとらえ、人びとの間に「より広いアイデンティティと互恵性を生み出す」ものと位置づけている。本研究では、こうした近年の議論において注目されているライシーアム運動の実態を、原資料に基いてとらえることができた。19年度の後半より、研究成果を学術論文にまとめている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
19世紀後半アメリカ・マサチューセッツ州の講演会活動における日本に関する講演
19世纪末美国马萨诸塞州讲座活动中的日本讲座
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
皇學館大学教育学部研究報告集
影响因子:
--
作者:
[T. Sakamoto, M. Fujiwara, T. Arasaki, & S. Endo, 坂本敏郎, 渡辺 茂, 坂本敏郎, 薬師神玲子, R. Yakushijin &A. Ishiguchi, 野々垣明子]
通讯作者:
野々垣明子